「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「山笑う季節」

2021年05月04日 | 季節の移ろい・出来事

         
                    遠く岩国城を望む 

様々な広葉樹が新芽を吹いて、黄緑色の小さなドームが無数に盛り上がっている。山が笑い、日に日に動きを見せるお城山。その頂上にドンと座る岩国城。季節を選ばず、いつ見ても心安まる風景が広がる。中でもこの季節は、見応えのある、おらがお国の自慢である。

不特定多数の人との出会いを避けるため、ここしばらくは花見の小宴を除いて、意識して避けてきた錦帯橋周辺、吉香散策散策ではある。
明日は大雨が降るとの天気予報で、今日出かけておかないと、ツツジやボタンの花もフジの花も見られなくなる。そんな焦りもあって、今日わざわざ多少の人混みを覚悟で出かけてみた。

錦帯橋下川原の駐車場に溢れるクルマの群れを見たら、やはり来なきゃよかったなどと思いながら兎に角ここまで来たのだから、と目的地の公園内駐車場に行った。あの駐車場の観光客はいったいどこで遊んでいるのかな?と思うほど吉香公園は空いていた。意外だなと思いながら、ゆったりと山笑う風景をカメラに納めた。
そこまではよかったが、ツツジもボタンも、フジの花さえも、花という花はほとんどが終わりを告げていた。数年前までの自分の感覚だけで「吉香公園の花の見頃は5月初め」と思い込んでいた。それが大間違い。

そっか~、今の公園じゃ見るもの、心慰めるものなど何もないから人も少ないのだ、と自分に言い聞かせ自分で納得。
こんなドジをすれば山も笑うわけだ。早い話が「何やってんの君は」と山に笑われて帰って来たというお粗末。GWも残り1日となった。

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