日本全国おおむね一斉に小学校入学式が行われた4月11日。実に可愛いかわいい入学式。夢も希望も無限に広がる子どもたち。
また、NHK朝ドラは新たに「ちむどんどん」が4月11日、沖縄を舞台に華々しくスタートした。
この「ちむどんどん」とは、沖縄の言葉で、ちむ=肝(気持ち・ハート)どんどん=ワクワクする(気持ちがハイになる・興奮する)という説明を聞いた。
ということは、今日入学式を終えた新1年生の気持ちそのままに、ちむどんどんがスタートしたことになる。なんかちょっとヤラセみたいじゃね(笑)
ピッカピカのランドセルを背負う子どもたちもそうであるように、手を引く親や保護者の気持ちもまた同じで、新たに始まる学校生活には大きな希望や夢や楽しさがある。その反面の不安も結構大きいものがある。
そこで、私たち学校周辺のお暇な住民による地域活動の出番である。
校長先生の諮問機関的存在の学校運営協議会。難しく言うと「コミニュティスクール」の活動の一環で「1年生生活サポート」が始まる。
入学直後の学校生活に早く馴染めるように、慣れるように、そ~っとそ~っとそばで見守り、担任の先生の言葉を理解させたり、体操服への着替えに手を貸したり。どうかすると、ガマンできずにトイレへ立つ子もいる。ちゃんとトイレを済ませて迷いなく教室に戻れるかを見守る。
そんな生活サポートを一クラス3~4人で約2週間続ける。担任の先生からも喜ばれる効果のある活動なのだが、コロナには勝てない。ワクチン接種3回の証明を持ってはいても、こればかりは如何ともし難い。早くコロナを追い払って、こういった地道な協働で子どもたちの気持ちに安らぎを与えられると、我々地域住民も安らげるのだが。今のところ、この春もお呼びが掛からない。