9月1日「防災の日」。新聞一面トップも防災意識調査結果がデカデカと報じられている。
一方で9月ついたちは、立春から数えて210日目でもあり、「農家の厄日」と恐れられた台風襲来の多い日であることは、ご承知の通り。
明治生まれの母から「そろそろ二百十日が近いから台風備えを」と急かされた言葉は今も耳に残る。
今日の一面トップ記事の内容は、数日前に新聞社発信でパソコンに「あなたの意見を聞かせてください」と入ったメールに答えた内容が反映されている。まさに、居住地域のハザードマップ確認状況や実際の避難経験の有無を問われたものであった。また近年の大雨被害や土砂災害、河川氾濫による水害など、災害規模の大型化に備えて、個人が自身の安全や保身に対して、どの程度の関心と意識を持っているか、の実態調査であった。
思い起こせば27年前、生涯2軒目の家を建てるに当って、土地探しの段階でかなり厳しい条件を持っていた。それらは、若干26歳で「何が何でも我が家を持つ」と焦って建てた1軒目の立地条件や家の建て方など、マイナス要因となる実体験が広く参考になっている。
先ずは浸水被害の心配はないか、山崩れの危険はないか。アプローチ道路の広さはあるか、国道への出入り状況は。そして住環境面は空気の良さと風当たりの大小など、シビアなチェックをした。今考えると、何事が起きてもすぐに非難しなくても持ち応えられる立地条件、ということだったのであろう。
そのために、ついつい「避難場所への移動」に腰が上がらない。そうは言っても、自らの命を守るための行動することに逆らっているとは思っていない。こんな天邪鬼がいっぱいいるのかもねー。
孫君の新学期も始まった。ということは「じいちゃん学校」も休校となった。彼ら児童生徒の間でも、コロナ感染は拡大中である。気がかりこの上ない。
防災の日に限ったことではなく、9月=秋という季節に向かって、災害からも身を守り、季節の移ろいによる大気の変化からも身を守り、気持ち豊に佳い季節にしたいと思っているのだが。
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