畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

六万騎山に登る(その2)

2018-04-23 12:49:05 | 登山

 後は可憐な菫の花ですね。

登山道の両脇に所々で見られました。

 

  勉強不足で分からなかったのがこの花です。

山頂付近の案内板に写真付きで説明があったが、そこでの説明の「リンドウ」とも少し違うような。

 わー、グッドタイミングでしたよ。

大阪の熊取のおっちゃんさんのブログに今朝アップされていて「フデリンドウ」とのことでした。

 

  六万騎山の途中の見晴らしの良い所で南方を眺めます。

高速道路が見えますが、向こうが東京方面でこちら側が新潟方面です。

 

  真ん中の小高い山が坂戸城で知られる「坂戸山」です。

左にわずかに見える、残雪の山は「巻機山」になりますね。

         

 山頂に到着。小さいながら石碑が立っています。

あまり大きな石碑よりは風情があり、周囲との調和も取れていました。

          (続く)

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六万騎山に登る(その1)

2018-04-23 04:41:05 | 登山

 スベルべママはお産まかないで、少々ストレスが蓄積している様子。

歩きたいし、カタクリの花を見たいと言う事で、急きょ「六万騎山」へのハイキングが決定。

 昨年はオートバイタンデムで行ったのだったが、スベルべがゼンマイ採りで疲れていて、自動車で行った。

ストレス処理のスベルべママは良いけれど、スベルべには結構こたえる登山道。

 

  残念と言うか、肝心のカタクリの花はほぼ終わり。

その代わりでも無いけれど、今はイカリ草の花盛り。登山道の両側に咲き誇るかのよう。

 

  そして、ほらコブシも満開から散り始めたばかり。

カメラを構えた年配者が「花の中央が赤くなっているのが『タムシバ』」と教えてくれました。

 

  スベルべの裏山には、白い花のイカリソウが多いけれど、ここは紫ばかり。

その紫色も、濃淡で種類が分かれているようにも見えました。

 

  芽吹き始めた木々の下にもイカリ草は咲いています。

杉の木の植栽で出来た杉などの人工林とは違う、広葉樹の雑木って何だか心が安らぎます。

 

 これが、イカリ草の語源でもある船のイカリに似た花の様子。

カメラはいつもポケットに入れているのとは違ってミラーレス一眼でした。

 いつもよりは少しきれいに写っているように感じますが気のせいかなー。

こうして、休憩代わりにシャッターを押していると、スベルべママはどんどん先へと進みます。

            (続く)

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ようやく梅が満開です

2018-04-22 14:13:01 | 自然

 

 ピースママさんなんて、梅の小さな実を見せて下さいましたが、こちらは今、梅が満開。

雪折れの枝を見せつつも、花をたくさんつけてくれたのでした。

 

  雪国で果樹を、いや果樹に限らず樹木を育てるのは大変。

雪で折れるだけでは無く、先日見て頂いたように、雪の下で飢えた鼠にかじられたりもしますから。

 

  やはり、樹皮を鼠にかじられたジュンベリーも、心配をよそにつぼみが膨らむ。

八重桜、プルーン、プラムの枝にも沢山のつぼみが見られます。

 

 花、蕾よりも「花穂」と呼んだ方がよさそう。

一つの花穂に、いくつもの花が咲き、それぞれが美味しいジュンベリーの実になります。

 

 プラムのつぼみも数多く付き、それぞれが膨らんできています。

おー、遠い後ろの山にはまだ雪も見えますよ。

 それぞれの木々、草花、山菜が一気に伸び出す越後の魚沼です。

おっとー、魚沼って言うと、馬鹿な知事で有名、いや悪名が高くなっちゃいました。

 知事当選時から、それまでの経緯も踏まえ、節操も思想も持ち合わせない成績だけ良い男だと思っていました。

巷間言われるように「東大出たって馬鹿は馬鹿」加えて「ハーバード」で学んでも馬鹿は馬鹿って事。

 いくら成績が良くても、灘校、東大医学部でもダメな奴はダメなんです。

言い換えたならば、女性関係も男性友人関係も、ほとんど構築されていない人生。

 彼が新大教育学部付属長岡中学に通学していた時と、スベルべが通勤していた時代が重なる。

満員電車の中で、鞄を置いて席を塞ぎ、勉強していたような気がする。

 そんな彼に厳しく「周りを見て見な、皆が立っているんだぞ」と席を空けることを促した。

スベルべの顔も見ずに渋々席を空けた。「勉強だけで世間は渡れるものじゃないぞ」と余計な一言を付け加えた。

 バリバリの原発推進派から、コロッと方針を変えたのは選挙対策だけで節操のないいつもの行動。

「水に落ちた犬を棒で叩く」でも無いけれど、知事室でくだらないツイッターでの喧嘩なんてプライドだけは高いらしい。

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連載149「林檎」(その2終わり)

2018-04-22 05:03:39 | 食べ物

          林檎(その2終わり)

 三十年近くの長い年月が過ぎた。本当に一年に一度だけの逢瀬である。

それだから続いたのかも知れない。会ってたった一時間程、他愛の無い世間話をしそして林檎を買って帰る。

そんな短い時間でも、会うのが楽しみでしょうがない。


 最近は私の畑で作った、自慢のサツマイモを焼きイモにして持参していた。

勿論長野でも高台の、その林檎は本当に美味く、私には日本一の味の林檎である。


 そんなに長く続いたお付き合いも突然途切れることになってしまった。

愛想が良くていつも私たち家族を明るい笑顔で迎えて下さっていた奥さんが病に倒れてしまったのです。

 末期のガンであり、大学生と高校生の可愛い娘と、律義な旦那さんと優しい姑さんを残して、

あの世に旅立たれてしまった。


 帰郷されていた娘さんたちが、病状が安定していると遠くに帰って間も無く容体が急変し、

娘さんたちと携帯電話で話をしながら息を引き取られたとか。


 そんな事情で、今年はリンゴを譲ることもできないと話を聞き、急いで駆け付けた。

仏壇に供えられた携帯電話が切なくて涙が止まらなかった。

気落ちしたご主人は、私たちの励ましも力にさえならず、悲しみのあまり林檎の木はすべて切ってしまいましたと、

その後連絡が入ったのだった。

                (終わり)

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ウフフ、笑い声がハウスに満る

2018-04-22 04:57:24 | 野菜

 

 電熱シートで、連結ポットを加温しているけれど、種子の発芽には時間がかかる。

毎年、心配も最高潮達する10日後くらいから発芽が始まりほとっとさせられる。

 トマトと、ナスが主体だけれど、トマトの方がわずかに早く芽が出始めた。

何だか嬉しそうな忍び笑いが「ウフフ」なんて聞こえる用だけれど、それはスベルべの声かも知れない。

 

  これは待望の「山本ナス」です。

ブログ友達の「熊取のおっちゃん」さんから種子を頂いて、今年で3年目かな。

 「越後の台所 すずきち」さんのスタッフの女性が先日言いました。

「このナスを食べると、他のナスは食べられませんよね」なんて。スーパーでも固定客がついています。

 

  これは、発芽が最も早い「オカヒジキ」です。

3日ほどで発芽が始まりますからね。余りにも早いので、2枚の連結ポットの内1枚は電熱シートから下した。

 1枚はそのままだから、多少の時間差が付き良いのかな、なんて思っています。

昨日は、トラクターで耕し「オカヒジキ」用のベッドを作りました。畝を立てマルチを張る予定です。

 

  これは小さなポットに単独で蒔いたスイカです。

これも発芽が遅くて心配したけれど、ぽつぽつと発芽が始まっています。

 

 加熱用トマトの「サンマルツァーノ」なんて種子播きを忘れていましたよ。

でも、時間差になってよいのかな、なんて自分で自分を納得させています。

 ハウスの外では、心配させていたネギも発芽が始まりました。

種子を蒔いてから2週間もかかりましたから、これも発芽の遅いものですよね。徐々に畑仕事も盛んになっています。

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