畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

山芋を掘ってみました(その1)

2019-10-28 04:27:14 | 山菜

 

 先日から我が家から見える山の、山芋の蔓が気になって仕方ない。

雨は止んだけれども、畑の土は乾かず仕事にもならないので、山芋掘りに出かけてみました。

(写真は前日のむかご採りの際の物。こんな形の葉は良い山芋です)

 

  昼休みもせず、午後1時前に出かけたけれどもカメラと携帯を忘れて行ってしまった。

そのために掘っている場所の写真は無し。山の土も濡れていて、穿いていた雨合羽のズボンも泥だらけ。

 

  スコップ、唐鍬もはめていた軍手も泥だらけ。

この後、道具類も合羽のズボンも水洗いしました。

 

  この日使った道具のすべて。

上の少し湾曲した棒は先端にとがった金具がついている。「つっくし」と呼ぶ古い道具です。

 

 帰宅した物音に気付いてスベルべママが顔を出し「あー、良かった。熊は出なかった?」なんて。

そりゃ、出ませんでしたよ。出たら呑気に山芋掘りなどやっていられませんから。

 そして、この日最も長くて苦労の末に掘り上げた山芋を見せようとしたら先端が折れちゃいました。

いつも持っていく山芋掘り専用のリュックサックに納まりきれない長い山芋だったのです。

            (続く)

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出張焼き芋屋(その2終わり)

2019-10-28 04:12:45 | 食べ物

 

 二本繋いだ高い煙突の効果もあり釜の火は効率よく燃える。

子供も大人もこんな風に薪が燃える火は珍しいらしくて、皆で覗き込みます。

 

  焼き芋釜の中のさつま芋も、釜全体が熱くなったら15分から20分くらいで焼き上がります。

サークルの若い人たちだけではなくて、様子を見たご近所の方も3人ほど野菜を買いに来てくださいました。

 

  あいにく小雨が降り続く天候でしたが、少し寒くて焼き芋には最適だったかな。

皆さんがそろそろお帰りです。仲の良さそうな子供たちはそれぞれが分かれのご挨拶。

 

  「子供は遊びの天才」ですね。

自分たちで工夫して芝生の上で遊びまわります。

 

  子供たち同士の別れのご挨拶。

別れを惜しみつつも解散となり、賑やかに「焼き芋」のイベントは無事に終了。

 事故もなく、皆さんが焼き芋を「美味しい、美味しい」と言って食べて下さり最高の喜びでした。

帰宅も日の短い季節でもあり、軽トラのライトを点けて帰宅。雨が続いていてそのまま車庫に仕舞ったのでした。

           (終わり)

 

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出張焼き芋屋(その1)

2019-10-27 04:17:51 | 食べ物

 25日にあるサークルに頼まれて焼き芋屋をすることに。

前日、いやもっと前から準備を進めてこの日は朝7時過ぎに出発。8時を少し過ぎて到着しすぐに釜に火を入れます。

 

  煙突は2本繋ぎ合せて、上にT字型のけむり出しを付けています。

煙突は長いほど、効率よく煙を出してくれ釜の火も強く燃える。迷惑を考えてご近所に焼き芋を配りました。

 

  この日までに準備に時間を掛けたのはこんな風に野菜も包装したから。

約束で、サークルのメンバーには焼き芋をサービスし、代わりに野菜などを買ってもらう事になっていたからです。

 

  野菜を包むほかにもさつま芋を洗ったりと、準備にも時間を掛けたのでした。

ネギは前々日にスベルべが山の畑から採って来たもの。他の野菜も前日だったりで新鮮そのものですよ。

 

  約束の時刻9時半頃になるとメンバーが続々といらっしゃいました。

子育てママさんのサークルなのかな。全員が可愛いお子さん連れです。

 

  試食用に家であらかじめ焼いてきた焼き芋を食べて頂くと「美味しいー!」と感激の声。

 家では二釜焼くために、朝3時過ぎには焼き始めたスベルべでした。

           (続く)

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佐梨川に紅葉を見に行く(その2終わり日本一の大岩壁)

2019-10-26 04:15:05 | 風景

 つい先日、魚沼市内に熊が出たことも有り、スベルべママは怖がって車から下りません。

引き返そうという言葉を振り切って、なおも急こう配の山道を登って行きました。

 

  駒の湯分岐点から3キロほど登ったところで引き返します。

紅葉はまだまだですね。今年は高温を引っ張り、そして寒暖差も小さくて遅れているようです。

 

   越後駒ケ岳の途中にポツンと残っている雪渓、残雪が見えました。

左で写真では見えない「桑の木沢」の右手ですから「金山沢」か「雪山沢」でしょう。

  奥只見、銀山湖を見物する観光客はそのほとんどがトンネルの「シルバーライン」を通るでしょう。

その昔、トンネルが掘られる頃、亡父はトラックを運転してダム、「銀山湖」の工事現場にも行っていました。

 その父の話では、夕立が来ると大岩壁の沢々がそれぞれ見事な滝になったとの事でした。

一度、そんな条件の時に見に行きたいものだと思います。世にも稀な光景でしょうから。

 

  折り返して、栃尾又温泉へと向かう橋の上から佐梨川の下流方を見ます。

あの「桑の木沢」などの沢は、雨が降らないと「スラブ」と呼ばれる溝状の沢です。

 別名「滑滝(なめだき)」とも言いますが、足掛かりの全くないツルツルの岩肌です。

昔、巻機山の「米子沢(こめござわ)」を何回か登りましたが、山頂付近に「スラブ」が有りましたね。

 山を見ると昔登った山のことなど色々な事を思い出します。

なお、ネットで「越後駒ケ岳桑の木沢」で検索したら山行記録や素晴らしい写真が有りました。

            (終わり)

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佐梨川に紅葉を見に行く(その1清流その奥は・・・)

2019-10-25 04:10:14 | 風景

 去る22日、所用で湯之谷方面に出かけました。

用件を済ませて、紅葉を見物に大湯から峠道を通って佐梨川上流へと向かいます。

 大湯を通過し、栃尾又温泉への分岐路を過ぎて細い道に入ると佐梨川越しに越後駒ケ岳が見えます。

頂上は残念ながら霧に覆われていますが、家族や山仲間たちと何回となく登った懐かしい山です。

 

  少しズームアップするとこんな風に見えます。

「駒の小屋」に家族で一夜を過ごしましたが、二階の窓から大湯温泉の明かりが見えたっけ。

 

  橋の上が広いので車を止めて写真を撮ります。紅葉は今年は遅いですね。

この辺りの佐梨川は、岩肌剥き出しの細い溝のような様相。岩魚が居そうな淵も見えます。

 

  橋から下流方を見ます。

清流と呼ぶにふさわしい、清冽な流れです。

 

 「駒の湯」への分岐点を通過し、斜度と曲線のきつい山道に入ります。

物凄い岩壁が見えてきました。日本でも有数の大岩壁、「桑の木沢、金山沢、雪山沢」です。

 有名な谷川岳の岩壁と比べると中学生と大学生ほどの差がある難しいコースとも言われます。

昭和30年代から40年代にかけて、地元では遭難対策が不可能だと、入山禁止になったことさえ有りました。

          (続く)

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