その沼付近ではおかしなことがよく起きる
地帯を調査する為に訪れた研究者とその連れ
タクシーがぬかるみにはまり助けを求めた乗客とタクシーの運転手
彼らは持ち主が留守の家に入り込み・・・勝手に食事用意をし 朝まで過ごすことにしていた
と持ち主のハンターと名乗る男が帰宅
本名を名乗らないなんてろくな人間じゃないーとハンターへの不信を持つ若い女性
留守に入り込んでしまった人間たちの中には食事をどうにか和やかに済まそうと明るく終わる話をしようとするが どうにも不思議と盛り上がらない
不気味な話を好んでする者もおりタクシーの乗客の女性は 朝まで待てないと夜道を歩いて救助を求めに行くーと出て行き タクシーの運転手も客への責任から一緒に家を出ていく
一夜明けてハンターの案内で森を抜ける一行だが 骨や死体を研究する男は 昔の道を見つけた これを長年探していたと ハンターの止める言葉も聞かず 夢中になり連れの女性も巻き込む
その付近では死体が甦る話もあるというのに
現に干からびた黒い塊のようだったものが筋肉隆々とした男として甦り 街を荒らし幾人かを殺していた
水を求める不気味な男は森をさまよう
夜のうちに出たタクシーの運転手と客の女は その男に出くわした
女は溺死 運転手は茂みに隠れ怯え続けていた
ハンター一行に運転手は合流
沼で客の女らしい死体が見つかる
一行の女の一人がやはり沼に落ちたため 研究者の男とその連れ達はもう一度ハンターの家に 落ちた女性を運び助けを待つことに
ハンターは タクシーのある場所近くまで運転手を送っていく
その途中タクシーの運転手は前夜の話が嘘であることを白状する
事実はタクシーの乗車賃を運転手と寝てタダにしてもらおうと交渉してきた女が行為のあと そのセックス代金を請求してきたのだ
女は・・・運転手が閉めたドアに首をはさまれ死んだ・・・・
その死体を運転手は例の沼に捨ててしまったのだと
その自分の罪と行為に怯える運転手
ハンターと別れ ぬかるみからタクシーを出そうとする運転手だが・・・・・
DVD情報はこちら↓
http://movie.goo.ne.jp/dvd/detail/D112957443.html
観た方の感想サイト↓
http://movie.goo.ne.jp/dvd/detail/D112957443.html
こちらもかなり辛口(正直)な感想です↓
http://lalalawa.jugem.jp/?eid=2343
建築現場で2000年前の死体群が発見されたのに 開発が中止になってはと利害が絡み 捨ておかれた死体たち・・・それらの怨念が・・・・って設定もあったようだけども
冒頭の場面でハンターは そういう化け物と平気でやりとりしてたし
留守中家に居座ってた人間達に そういう怪しい場所であることを教えないのはちとヘン・・・
人付き合いの悪い男なのだとしても
昔昔に似たタイトルでやはりB級映画なのだろうけど 集められた人々が犯した罪の償いを求められ悲惨な死や結末を迎える・・・・それぞれの話がミニ・ストーリーのオムニバス形式で
そんな映画が確かあったような記憶があります
もっと不気味な・・・つくりでしたが
ではでは ちょっと映画の最後までネタばれ付きで やはり書いてしまいましょう
タクシーの運転手は ぬかるみに入り込んだタクシーを動くようにする作業中 急に動き出したタクシーにつけた紐が首に絡まり・・・・死にます
このあたりの死に至る様子が「ファイナル・デッド・コースター」などと似た感じと娘
沼に落ちた娘も友人とドライブ中に 老人に気付かず轢いて死なせてしまって 大学生になったばかりで人生を棒に振りたくないと 穴掘って埋めてました
沼に落ちた娘の友人の金髪女性は 甦った沼の死体怪人に首を落とされます
怪人はその首を投げていました
沼に落ちた娘もその後亡くなります
家の持ち主ハンターも怪物に木に串刺しにされ 助けにきた沼の死体の研究者に 猟をしている時 誤射から重傷負った人間が「助けてくれ」と言うのを (どうせ助かる傷じゃない)と とどめをさして殺した話をします
この隠れ家のような家に集まった人間達は 皆何某かの罪を背負っていたのだと
そして甦った死体怪人の弱点は水と反対に位置する火だと教えます
家に押し入ってきた怪人に研究者とその連れの金髪の女性は 棒に火をつけたもので対抗しますが・・・・・・
この怪人が襲ってくるのを待つ間に 金髪女性も罪の告白をします
両親の死後 おば夫婦に引き取られたが おばの留守中に おじがまだ子供の彼女を触るようになり ・・・やがてもっと色々されるようになって 遂には妊娠してしまったと
その子は生まれることはなかったが・・・おじはそれでもまだ彼女におかしなことをし続けようとして
抵抗した彼女は・・・・・おじを殺した
怪人が罪人を殺すなら自分も死ぬのだと彼女は感じていた
研究者を連れの女性を怪人は倒し・・・彼らが動けないでいる間に 水に気付く
何より好物の命の水
ハンターはそこにも仕掛けをしていた
研究者はそれを利用して怪人を燃える家に閉じ込める
屋外に出て炎上する家を眺める研究者と連れの金髪女性
燃え上がりながら出てきた怪人は沼に沈んだ
「家に帰ろう」研究者と連れの金髪女性は 徒歩でその場所を離れていく
怖くもないし モンスターパニックというほどでもなく 設定の伝説か何かが生かされているわけでもない
死体怪人にしても 水のある場所を教えてくれた子供達のことは襲わないし 自分に危害を与えられないと 乱暴は働かないようだ
復活のあと つながれていた犬を殺して自分の靴にしたのは・・・ブラック・ユーモア・・・なのかしらん
決して なんらかの期待を持って・・・観ては・・いけません
そういう映画です