昨夜 父の味を思い出し作った品を 朝食べた長男が言ったのは
「懐かしいな」だった
長男は{おじいちゃんの味}を覚えていたのだ
たまに父が孫の為に作ったおかず
娘は「おいしかった」で終わりだったが
長男と娘は 2歳しか違わない
それでも ごくたまに その2歳が もっと離れているように 差があるように思えることもある
ともあれ 父の味を思い出しては 子供たちに伝えるのも 私の(世代をつなぐ) ツナギの仕事かもしれない
カレーやシチュー 洋モノは母から
煮物やお節などは 父に教えられた
新聞の家庭欄
雑誌
主婦向け本
料理本
料理学校
インターネットでのレシピ検索
テレビの料理番組
色々なモノを お手本として 家にあるモノで我流に崩しつつ 日々何か作っているのだけれど
私が作る料理は どれだけ子供たちの記憶に残るのだろうか
得意料理が 未だに無いってどうなんだろう?!
代表作って言える料理 無いです
先日 遊びに来た叔母が 懐かしそうに「海水浴の時 義兄さんが作ってくれた卵とソーセージ煮たのおいしかったね」と言った
私が学生時代 海水浴へ連れて行ってもらう時 必ず叔父や叔母一家 いとこ達 ふた家族から三家族くらい一緒で それに父の会社の部下家族まで加わることもあった
海水浴で使う海の家も毎回 決まっていて 当時は飲み物はあるけれど 食べ物は余り種類が無かった
おにぎりなど お弁当とか食べ物も父が用意していた
暗いうちから ひと荷物
マメな人だったと思う
美味しいと食べてもらうのが好きだったのだ
暑い時は 料理も傷みやすい
鶏肉と鰹節たっぷり 砂糖 醤油 味醂 酒 甘辛い出汁で 茹で卵に艶が出て光るほど ソーセージも しっかり味がついて美味しい
さして高い材料は使わず 近所の八百屋さんで手に入る品で工夫して作ってくれていた
思い出し たまに作ってみるけれど 中々 父の味にはならない
おせち料理も 体が弱ってからも仕上げの味付けは父がしてくれた
今から お正月料理の支度が心配で仕方ない
ちょこちょこ練習しておこうかと 怯えて(・_・;)いる
おかずのつもりなので ジャガイモも入れて煮ている