三崎は村川教授から ある調査を頼まれる
誰が手紙を出したのか
村川が妻以外の女性と関係することへの告発状
各章 村川から影響受けた人間を通し村川がどうなっていったかがわかる
女癖よくない 外見もよくない村川を自分だけの男にしたかった女の娘は自殺する
村川は誰も幸せにはしていない
おそらく村川も幸せではなかっただろう
乱倫は誰も幸せにはしない
村川は乱倫とも自覚していなかっただろう
壊れていく家庭
壊れた人間は周囲の人間も壊す
壊れている自覚もない
壊れを広げていく
壊れは病気だ
では どこまでが健全だろうか
学校の下駄箱で美少女が立っている
木村という少年に「神野君に手紙を渡して」と頼む
少女ー佐野は転校していくのだ
一緒に帰ろうと神野は学校中を捜すが 少女には会えなかった
それから月日は流れる
神野（大泉洋）は教師になり その髪型からか生徒達から「モジャモジャ」と呼ばれていたりする
ある室内では今にも産まれそうな大きなお腹抱えた美人（常盤貴子）がいる
最初は木村（堺雅人）が美人の夫で 別な男が美人の父親かと思った
木村一樹はエリートサラリーマン
神野のローン残る外車を借りて姿を消したように見える
大人のオモチャ屋を事務所にしている探偵の北沢（佐々木蔵之介）は胡散臭い仕事も引き受ける
木村を見つけろと依頼され 島崎と名乗り 西森沢中学を訪れる
島崎は印象薄い人物だったが 一度神野の妹にラブレター出しており それで島崎の名前は覚えているーと神野は話す
神野は北沢と木村を捜すことになる
佐野美樹（常盤貴子）は神野が会いにきた時に産気づき 近所の眼鏡かけた男の車で病院へ
人の良い眼鏡男は神野と共に 出産が終わるのを待っている
無事に産まれるが木村はやってこない
神野 木村はそんな無責任な男じゃないと庇う
神野が探偵に騙され利用されているように見える
事実は逆だった
木村はある店で初恋の相手佐野に再会する
木村が神野の車に乗ると 後部座席に佐野が乗ってきて「助けて」と言った
神野の妹（田畑智子）が警察におり 佐野の話を聞いた警察は
木村に囮作戦を命じた
客も従業員も警察官
神野は北沢を中学に誘き出す
騙されていたのは探偵だった
一人一人警察に捕まっていく
神野は北沢に言った
学校が面白くないのは 自分が悪いんだ」
全て終わり 神野は あの日佐野を捜したことを話す
神野は佐野にプロポーズしようと指輪も用意していた
車と指輪と二重のローン
神野の車に乗る木村は気づいていた
神野の妹は 木村も佐野に惹かれていたことを知る
木村の世話を焼き始めた
神野と佐野 木村と神野妹
四人いい感じで 映画は終わります
北沢のいる大人のオモチャ屋さん
マネキン人形みたいなダッチワイフが転がっていたり 「巨根あります」って貼り紙あったり いかがわしさぶりが面白いです
暴力団の親玉さん演じる伊武雅刀さんもひょうきんな演技を見せてくれます
脇も楽しい映画でした
幼い頃 変質者の為に心に深い傷を負った那由多
彼女は付き合っていた薫とある実験をするが 望んだ結果を得られなかった
電車の中でおかしなモノを見せてきた男に ある腹いせ 罰を与える
そんな自分に深く傷つくのだが 心の傷は自分で乗り越えていくしかない
先生を好きだと思いこんでいた淑子は その秘密を知った意地悪な同級生にされた行為から あると思っていた恋が壊れ姿を消す
翠は脆い 超然として見えるが傷つきやすい
那由多により救われている
淑子の秘密を知り 恋の相手に陰湿な手紙を出した真理は殊更悪いことをしたとは思っていないだろう
私自身 女子校出身であるが
女子校を舞台にした作品を読むと そうだねーと思うものと 文学的に創られたものとに出会う
集団となった少女達には 愚かで残酷で鬱陶しいのもいる
強い意見持つ個に負けることも
この作品の中の物語の語り手の少女達は 特別で特殊な存在だ
集団の中の希少価値
純粋さは 人を傷つけることもある
この少女達は十年後 どうしているだろう
夢を持っていられるだろうか
熊本の観光名物では餡子と芋を包んで蒸したのなどが売られているようです
父が作ってくれたのは 皮をむいたサツマイモを厚さ１センチの輪切りか 芋の大きさで半月切りにし 薄力粉に水を加え耳たぶくらいのやわらかさにした衣で包んだ団子を作ります
鰹節をたっぷり入れて煮立てた出汁に醤油を加え隠し味に砂糖と塩ちびっと入れて うどんの出汁よりやや濃いめに味付けた中へ 団子を入れて 中の芋が柔らかくなるまで煮ます
父は祖母が作っていたので覚えた家庭の味
田舎料理ですが
真似て私も時々作ります
