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前回の記事は、こちらから。
ミニョンがソナと浮気した・・・と聞き、スヒョンは物凄いショック
でも、その後、すぐ、ソナはそれを嘘だと言い変えました。この事でスヒョンが肝移植をしないと言いだしたらまずいと思ったんでしょう。
ソナは、昔から実母に悩まされてきたようです。父親と仲が悪かった事から、大酒飲むようになり、無駄遣いもするようになり、ソナのカードを無断で使ったり・・・。
とにかく、ソナとすると、居ない方がマシ…と思ってるわけです。だから、母親の愛情を一杯受けて育ってきたスヒョンの事を、本当は嫌っていたんですね。その上、学生時代からずっとミニョンの事を好きだったのに、ミニョンはスヒョンだけを想って来ましたからね。嫌いなスヒョンを・・・です。
憎さ倍増ですわな
よって、作戦変更。どうせ死ぬなら、移植させなくてよい・・・ではなく、生かしてスヒョンから奪おうと思ったわけですわ。
だって、妊娠しちゃったんですもん、ソナ
ミニョンがいずれ、デリーシューの後継ぎになる・・・と、聞いちゃいましたしね。
人の良いスヒョンは、ソナの言葉に安心。
でも、問題は、母親の了解を得る事。なにせ、ミニョン母の傍若無人な言動に、怒りがおさまらない状態が続いてますもん。
でも、とうとうばれちゃいました。
スヒョンの机の引き出しの中の“臓器移植承諾書”なる書類を見つけちゃったんです。
スヒョン母は、ミニョンが意識不明だなんて知らなかったんですよ。
だから、ミニョン母がそれまでの言動を謝り、スヒョン本人の気持ちも変わらなかったので、娘が幸せならと、結婚を許したんですけど・・・。
書類を手に、ミニョンの病室に行ったスヒョン母。
愕然としてましたね。
そこに、スヒョンとミニョン母が一緒にやってきました。
スヒョン母は、ミニョン母を何度も平手打ち…気持ちわかるわぁ。
娘を気に行ったからじゃなく、息子を助けたい一心で娘の肝臓を狙ったんだろうと怒鳴りました。・・・わかるわぁ
絶対に許してくれない母親に、スヒョンは、決心しました。母の印鑑を無断で持ち出し、勝手に承諾書にサイン。それを提出したのです。
結局はばれるのにねぇ。いったいどーするつもりだったんでしょ、スヒョンは。勝手に手術しちゃった後で、もうどうしようもないからと事後承諾って事で済ますつもりだったんでしょうか。
ところが、ミニョンの容体が急変。
予定より早く手術しなくちゃいけない事になりました。
呼ばれたスヒョンは、母にも言わず、すぐ病院へ。
病院勤務のスヒョンの友人から知らせを受けたスヒョン母は、もう、大慌てで駆けつけましたが、既に手術室に入った後・・・。
この時の、スヒョン母の何とも言えない表情、嗚咽、虚脱・・・。
きっと、そうだろうなぁと思いました。
でですよ。
麻酔をかけられ始め、意識が朦朧となってきつつあったスヒョンのところに、ソナが来たんです。
そして、朦朧としているスヒョンに向かって真実を語りました。
「私、本当に本当に、あなたが嫌いだった。あの浮気の話、あれは本当よ。私、妊娠してるの。あなたが今肝臓を差し出してるその男の子よ。」
酷い~っ
朦朧としながらも、ミニョンとソナに裏切られたという思いだけは、スヒョンの中に残ったみたいです。
そして、手術は無事成功。
ミニョンは、すぐ意識を取り戻し、順調に回復しています。
ところが、スヒョンの意識が戻りません。手術は成功しているにもかかわらず、意識だけが戻らないのです。
ミニョン母は、息子からドナーについて聞かれても、スヒョンの事は口に出しませんでした。
ミニョンは、スヒョンに別れを告げられたけど、まだまだ想いは残ってて、連絡をしても、無しのつぶてで、途方に暮れています。そんな時、ソナがスヒョンの携帯から、
“新しい彼氏が出来たの。だから、もう連絡しないで。”
というメールを送りつけました。
ミニョンは、ちょっとショックのようでしたが、スヒョンの性格をよくわかってるので、これはスヒョンの嘘だと理解してるんです。
ミニョン母は、息子の命を助けてくれるなら、本当にスヒョンとの結婚を考えていたようですね。
スヒョンへの感謝の気持ちは少々は真心からだったように見えましたし。
ところが、彼女にとってラッキーなことに、スヒョンが目覚めない。
それで、一気に、元通りの冷徹な人物になりましたよ。
スヒョンから逃げようとしたんです。ミニョンと妹と3人でアメリカに移住しようとしたんです。
しかーし
抜け目のないソナがそうはさせませんでした。
ソナが何度もミニョンの見舞いに来るのを不審がって、ミニョン母が直接ソナに真意を問いました。
その時、ソナがあっさりと妊娠の事を持ちだしたんです。
でもね、ソナが両親ともに居ない・・・という話を聞いたミニョン母は、彼女もまた息子にはふさわしくないと、思ったんでしょう。またまたきっつい言葉で、ミニョンの傍をうろつくなと釘をさしました。
ソナはスヒョンとは違って、泣き寝入りするような女性じゃありません。ミニョン母に対して、スヒョンがドナーであること、そして、意識不明のスヒョンを捨ててアメリカに行こうとしている事等々をばれされたくなければ、自分を嫁として迎えてほしい・・・などと言ったのです。
息子にドナーがスヒョンだとばれたら、決して自分を許しはしないだろうし、自分から離れて行くであろうことはわかってます。
それに、結婚させるとまで言って、ドナーになることを頼んだスヒョンを見捨てて行くことをスヒョン母に知られては、どんなことをされるかわからない。
渋々同行を許したみたいです。
空港にソナが現れたのを見て、ミニョンは物凄く驚いてました。
ミニョンはミニョンで、ソナに子供が出来たことを聞き、これで、スヒョンと結婚する資格は無い・・・と、諦めたようです。
スヒョン母がその事を知ったのは、ミニョン達が立ち去った後でした。
空き家となったミニョンの家で、茫然と力なく座り込んだスヒョン母。
悔しいよね~っ
ところで、スヒョンは、手術をする為に、休暇を取りました。その時、休暇を取るのか取らないのか、はたまたその時期がいつなのか・・・と話が二転三転するので、テウは、またもスヒョンを注意。
当たり前です。
事情を知ってる私でも、あの曖昧な態度はイラッと来ました。休むのか休まないのか、はたまた、時期はいつなのか。人手の調達やら仕事の担当やらの関係で、上司としてははっきりとした予定を示してほしいのは当たり前ですもんね。
それなのに、
「個人的な事情だけど、人の生きるか死ぬかと言う状況に直面してて・・・。」
とかナントカ。挙句の果てに、そんな状況、経験したことないでしょう?…と来た。
これはムカつきました。甘えるな…てな感じ。
ま、でも、テウは、自分も母親の死という悲しい出来事を経験してる所為か、スヒョンの事をちょっと見つめ直したようです。テウが納得したから、私は良いですけどね
休暇前日、仕事を終えて帰ろうとしたスヒョンは、携帯を忘れたことを思い出し、厨房に戻りました。そしたら、そこにはテウが。
母親との思い出のホットケーキを焼いていたんですね。
そして、自分にもそういう思い出はある・・・と、スヒョンに言い、ホットケーキを差し出しました。
少しだけ二人の距離が縮まりましたね。
そして、テウとソナですが、なんと、昔付き合っていたみたいですよ~。
ソナはその時、ミニョンの事が本当は好きだったのに、テウと付き合っていたようで。
あっさりとテウを振ったんです。
「パティシエなんていう夢を持ってる男はイヤ。」
とか言って。
その事にこだわってるのはテウだけで、ソナは、もうそんな事す~っかり忘れてますよ。
ま、テウも、ソナに気持ちは残ってなさそうですけどね。
そしてそして、とうとうスヒョンが目覚めました。
3年の時間が経っていました。
でも、スヒョンの記憶が曖昧な感じです。夢の中で、ミニョンとソナの事を忘れた方が良い・・・と思ってましたしね。