前回の記事は、こちらから。
トンへは、茫然としました。
でもね、その時、それまで局長=トジン父が自分に示した言動を思い出したのです。料理大会の時、トジン父が自分を抱きしめてる時、トジン母がやってきた事。そして、その時の、アンナの動揺ぶり・・・。
確かめようと、走り出したトンへです。
アンナのところに、トジン母がやってきました。そして、有無を言わさず、彼女を連れ出したのです。
その直後に、トジン父も。でも、一足遅く、アンナとトジン母は行ってしまった後でした。
トジン母は、アンナに航空券を手渡し、アメリカに帰るよう言います。…と言うか、命令です。
アンナは、トンへには愛している人が出来たから、トンへは韓国に居させてほしいと頼むんですが、トジン母は聞く耳を持ちません。
「1週間後よ。」
冷たく言うトジン母です。
トンへは、マフラーを手に、トジン父を探し、トジン母にも話を聞きたいと言うのですが、なかなか会えません。
セワに事情を問いただしますが、セワはまだしらを切ってます。
トンへとボンイは、アンナから事情をきくしかないと、帰宅しました。
疲れきって帰宅したアンナは、一人泣いていました。
トンへは、マフラーを見せて聞きました。
「ジェームスのマフラーが局長の部屋にあった。キム・ジュン局長がジェームスなのか?」
アンナは、トジン母から口止めされてましたから、否定します。トンへは、アンナの携帯を取り上げ、着信履歴を確認。
‘ジェームス’と登録してある番号にかけて見ました。
そしたら、受話器の向こうから聞こえて来たのは、間違い無くトジン父の声。
物凄いショックを受けるトンへ。
27年間も母が会いたくて会いたくて探していた父ジェームス。なのに、ジェームスには、家庭があった。妻も子もあった。
そして、全てを知った上で、自分の傍でいたにもかかわらず、何も言ってくれなかった・・・。
飛び出してしまいましたよ、トンへ。
ジェームスが誰なのか、ボンイ両親以外の皆が知ってしまいました。
こんなときでも、セワ母は娘の将来の事しか考えていません。これがまたムカつきます
そして、この事は、セワの口から、トジン母にも知らされます。
トンへが全ての事実を知った・・・とね。
トジン母は、すぐトンへを呼び出しました。
セワには、夫トジン父の様子を見張っていてくれと指示。
トジンには事実を隠し通そうと、またもや慶州のホテルへの出張を命じました。
でもね、トンへがトジン母のところに来る前に、トジン父が先に来ました。
そこに、ちょっと遅れてトンへも。
セワは、またまたトンへを呼びとめ、時間稼ぎを。
そこで言うのが、またまたまたトジンがどーなるかという事。トジンがなにさもういい年をした大人だよ。どーして子供のように庇うのさ
トジン父が問い詰めたので、トジン母は、アンナにアメリカ行きを強要したと白状。そして、30年もの間、傍に居たのは私たち家族だ…と言いました。
トジン父は、トジン母とトジンも勿論大切な存在だが、アンナ達も大切だ・・・と。でも、あの二人に還せない罪を犯した。それを償いたい・・・とね。
その償いを自分がするとトジン母は言いましたが、トジン父は、それを拒否。
やっぱ、トジン母が一番可哀想かも・・・
「よくできました」のスンヒョン母と重なるんですが、こっちのトジン母の方が、公平な考え方を持ってるかと。でもね、愛する人を何が何でも自分の元に・・・と執着する気持ちは、トジン母の方が強いようです。
その後、トンへとも会ったトジン母。
ここでも泣き落としですわ。息子トジンは、心の弱い子なんだ・・・と。
いったいトジン何さまっ
「今は何も言えません。何も考えられないんです。」
というトンへに、トジン父が全てを失っても良いのか・・・とも言うのですよ。
「追いこまないでください。」
そういうトンへに、トジン母も涙を流しながら言うんです。心を鬼にして。
「いいえ。あなたの気持など考えられない。あの人は私の夫でトジンの父よ。私の家族を守らなきゃいけないの。」
きっと、トンへの事も、アンナの事も本心から嫌いではないんでしょうね、トジン母。
ただただ自分の家族を守りたいと言う気持ちから、言いたくない言葉でも、心を鬼にして言わなきゃいけなかったんでしょう。
まぎぃは、そう思いたいです。
傷心のあまり、放心状態のトンへ。そこに、ボンイから電話がかかってきました。
「愛してる。どこにいるの?すぐ行くわ。」
トジン父に、ボンイ叔父から怒りの電話がかかって来ました。
トンへとアンナにトジン母が航空券を渡して、アメリカに帰らせようとしてる・・・と。そして、その会話の中で、トンへが時トジン父がジェームスだと知った…と言う事を聞くのです。
驚くトジン父の前で、エレベーターのドアが開き、そこには、トンへが
つづく・・・です。
過保護なトジンが、いったい何時事実を知るんでしょう。
かなり父親とアンナ&トンへの関係を怪しんでますけどね。