まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『破壊された男』

2011-06-22 16:12:58 | 韓国映画のエトセトラ

                      

 

破壊された男 [DVD]
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2010年、キム・ミョンミンssiとオム・ギジュンssi主演の作品。

試写会等のニュースで、主演二人の迫真の演技についての評価が高かったのを思い出しました。

このところ、キム・ミョンミンssiは、作品ごとに、役に心身共に入りこみ、素晴らしい演技を見せ続けているようです。

それらを視聴することが出来てないのが残念です。

 

この作品は、オム・ギジュンssiの映画デビュー作でもあります。

期待した通り、いえ、それ以上の姿を見せてくれたと思います。

怖かったもん・・・

元々、シリアスな表情は、怖く見えるギジュンssi。あの鋭い目が、もっと鋭く、不気味に見えました。

でも、実は時々阿部サダヲに見える事もあったまぎぃなんですけどね

 

分かり易いストーリーです。

 

ミョンミンssiは、牧師さん。とても真面目で、妻と娘を愛し、神の教えを守って生きて来ました。

ところが、突然の娘の誘拐。

警察に届けたら殺す…と言われたのに、やっぱり妻は届けるんですね。

それが、交渉の場で犯人にわかってしまい、交渉決裂。

その時から、ミョンミンssiは牧師を辞め、ヤクザな生き方をして来ました。

でも、妻は娘が生きていると信じ、ただただ行方を追っています。その間、他にも誘拐されたり、失踪した子供たちを発見しようとする活動をして来ました。二人は、既に夫婦としては生活していません。

 

そんな時、いつものように娘の行方を捜すビラ配りをしていた時、妻が、娘らしき姿の女の子を見かけるのです。

それが、確かに娘だったかどうかは判りません。

でも、母親の勘でしょうかね。後ろ姿だけでしたが、あれは娘とギジュンssiでしたね。

ところが、追うのに一生懸命だった妻は、道路に飛び出して、交通事故に遭ってしまいます。

この時、思わず、わたし、

「あっ

と、声が出ちゃいましたよ。

 

そして、妻は植物状態に・・・。

仕事上でも借金がかさむし、妻の医療費も馬鹿になりません。

ミョンミンssiは、マンションを売って、その費用に充てました。

 

その時、ミョンミンssiに、犯人から接触があったのです。

「もう、13歳になった。」

8年経って、娘が13歳になったという犯人からの知らせだったのです。送りつけられた荷物の中には、赤い風船が一つだけ。その風船の中に、娘の髪が入っていたのです。それでDNA鑑定すると、間違い無く娘のモノだと判明。

でも、姿を見なくちゃ信じられない・・・と、犯人に要求しました。

そしたら、犯人が“OK”・・・と。

列車に乗り込むことを指示されたミョンミンssi。そして、畑の続く見通しの良い場所に来ると、犯人からの連絡が。

「窓の外を見ろ。」

犯人と娘が田舎道に立っていたのです。

 

娘が生きている事が確信できたミョンミンssi。犯人の要求通り、お金を支払う事にしました。

そして、ずっと、それを信じて来た妻の保険金を使う事にしました。いつも妻は言っていたのです。

「娘が生きて帰ってくるなら、私は100回だって1000回だって死ねる。」

だから、ミョンミンssiは、妻の生命維持装置のスイッチを押したのです。

これによって、彼は、妻殺しの犯人として追われる事になりました。

 

ところで、犯人ギジュンssiは、いつもは音響設備の会社に勤めてまして、とっても真面目そうで穏やかな好青年。

仕事にも熱心ですしね。キャップを被った姿はまぎぃ好みだし

でもね、実はミョンミンssiの娘だけじゃなくて、彼女を餌・・・というか、彼女が居ることで安心して近寄って来た子供を誘拐していたんですね。それも、何人も

それに、自分が危険な状況に置かれると、いつ何時でも凶暴な本性が出てくるんですよ

こういうシーンって、ホント、リアルで残酷で、ちょいと目をそむけたくなる事が多いですが・・・。

 

彼は、とても高価なアンプを手に入れたいと思っていたようです。

だから、高額な身代金を手に入れていたんですね。そして、それを持って、狙っていたアンプを売ロウとしていた人物に会いに行きました。

ところが、ギジュンssiのどこかに胡散臭さを感じ取ったのか、はたまたお金の事を持ちだした為に、下世話な人物・・・と思ったのか、その人が、一転、売らないと言い始めたんです。

それを、最初は、穏やかにうすら笑いを浮かべて聞いていたギジュンssiですが、一旦席を外した後、凶暴な本性が剥き出しに

結局、その人物を殺して、目当てのアンプを盗んだのです。

そして、そのアンプでクラシックを聴くんですね。この時のシーン、わたくし、他でも見たことがある様な気がするんですが。裸でゆったりと椅子にすわって聴きほれる・・・というシーン。

どなたか、覚え無いでしょうかね。

 

ミョンミンssiは、身代金を入れたバッグに追跡機能をつけていたんですが、まんまとそれはバッグごと置き去りにされていました。でも、その機能には、履歴も残ってて。

つまり、ギジュンssiが何処に行って、それだけの時間そこで過ごしたかと言う事が分かるようになっていたのです。

それによって、ミョンミンssiは、犯人の行動を追い始めました。その結果、辿り着いたところが、そのアンプの持ち主の家。でも、既に殺されてしまっていた後で・・・。

そこから、ネットで、そのアンプを生かす他の周辺機器を売ると言うコメントを発信。

それに食いついたのが、ギジュンssiでした。

 

一方、警察も、アンプの持ち主が殺されていた事から、携帯の通話記録を調べ、ギジュンssiが浮上。

彼のところに、聞きとりに行ったのですが、自分の身が危ないと感じたギジュンssiに刺されてしまいます。

それを目撃したミョンミンssi。

そこから、二人の直接対決が起こるのです。

 

あとは、DVDでどうぞ。

 

で、ネタばれになっちゃいますが、これは「あいつの声」とは違って、ちゃんとハッピーエンドで終了します。

ハッピーエンドと言うには、犠牲が多かったんだけど、それでも誘拐された娘が無事帰って来たという事が救いです。

ミョンミンssi、ギジュンssiファンには、必見ですね 怖いけど…

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『グロリア』始まりました♪

2011-06-22 10:43:35 | 韓国ドラマのエトセトラ
グロリア 韓国ドラマOST (MBC) (韓国盤)
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C & C Media

ぺ・ドゥナさん、イ・チョニssi、ソ・ジソクssi、ソ・イヒョンさん主演の2010年の作品。50話という長丁場で、今年の初めにかけて放送されていたようです。

主演俳優さんたちが、好みの方が多いので、楽しみにしていました。

2話までです。珍しく1話60分以内におさまる長さです。

 

ぺ・ドゥナさん=ナ・ジンジンは、障害者の姉と二人だけで頑張って生きて来ました。姉のジンジュは5歳程度の知能しかありません。昔、売れっ子の歌手だったようなんですが、何か事情があって、ジンジンの幼い時からこういう状態みたいですね。

新聞配達や、洗車場の手伝い等々、やれることは何でもやって、日々生きて来ました。

でも、騒動は絶えません。

ジンジュが、あちらこちらで騒動を起こしてくれるんですよ。まぁ、ジンジンも喧嘩っ早いんで、小さな事も大きくなっちゃう・・・。そんな感じ。

 

イ・チョニssi=ハ・ドンアは、ジンジンの幼馴染。

元暴力団なのか、現役暴力団なのかわかりませんが、クラブの客引きなんぞをやってます。

いつも、ジンジン達の騒動に巻き込まれてるようで、イヤだと言いながらも、彼女達を庇う、本当は心優しい男性です。口は悪いし、態度も粗野ですから、怖そうですが・・・。

 

ある日、ジンジンは、バッグ係をやってるクラブで騒動を起こしてしまいました。

姉のジンジュが酔客に絡まれたんです。助けようとして、ま、所謂‘過剰防衛’ってこと。

相手がかなり怪我をして、訴えると言って来ました。示談に済ませたいなら、示談金1000万Wを払え・・・ときた。

ジンジンはもとより、誰もそんな大金持ってません。

ドンアは、仕方なく、ジンジンの部屋の保証金を払い戻して貰って、それに充てました。

だから、ジンジン&ジンジュは、もう住むところもありません。

しばらくは、ドンアの部屋に荷物を置かせてもらう事にはなったのですが・・・。

その上、職場で騒動を起こした事で、社長から、解雇を言い渡されてしまったんです。

 

ソ・ジソクssi=イ・ガンソク(・・・この役名、ホント多いよね)は、建設会社のお偉いさん。社長の愛人の子と言う事で、本人はかなり気を使って生きてきたようです。他人にも自分にも、そして、実母にも厳しい人物です。

表情も変えずに、父や継母、それに腹違いの兄の言う事に従ってます。

ただ、実母に対しては、物凄く冷たいんですね。

ガンソク実母は、昔歌手だったようです。なかなか会ってもらえない夫に、何度も何度も連絡を入れたりして、無気力に生きてます。香港でいたようなんですが、つまらないから・・・と、帰国してきました。

ガンソクの頭痛の種が増えたみたいですね。

ある夜、通り魔に殴られて、気絶し、警察に担ぎ込まれたところ、偶然居合わせたジンジンに殴られるという不運が重なってしまいまして、ジンジン&ドンアと顔見知りに。

 

そして、もう一人の主要な人物がソ・イヒョンさん=チョン・ユンソ。彼女はバレーをやってたのかしら?でも、事故だか何だかで将来が閉ざされてしまったようです。

生きる気力を亡くして帰国。その機中でガンソク兄と知り合いました。ガンソク兄は、彼女に興味を持ったようですが、ユンソは全く無視。

どうもお金持ちの父の愛人の子として生まれたようですね。ガンソクと同じような立場です。でも、ユンソ母は、父と仲良くやってるようです。

ある日、ユンソが、ふらっと塀の上に立ってるのをドンアが目撃。

今にも飛びおりそうな雰囲気だったのと、彼女の消え入りそうな風情がドンアの胸に刻まれたようです。ジンジンや彼の周囲に居る人物とは180度違う女性ですからね。

ジンジンの騒動の被害者が入院している病院に行った時、ユンソが自殺未遂で担ぎ込まれるのを目撃したドンア。

屋上で、彼女が立ちつくしているのも目撃。その時、乱暴だけど、そっけないけど、温かい言葉をかけました。

「飛びおりたいんなら、手を貸すぞ。」

「成功を祈る。無理して生きることは無い。」

そして、担ぎ込まれた時、ユンソが落としたブレスレットを直して手首にはめてあげました。

 

ガンソクは、ファイタークラブに出てます。日ごろの冷静な態度とは全く違って、かなりのファイターのようですわ。

ここでストレス発散してるんでしょうね。

兄が戻って、彼は全く知識も経験も無い芸能事務所に担当替えさせられました。

かなりショックのようです。

 

で、ある日、実母に呼び出され、ドンアの勤めるクラブに。

その時、他店に引き抜かれて歌手がいなくなったので、仕方なく代役でステージにジンジンが立ちました。

最初、全くやる気が無く、口パク状態だったジンジンなんですが、そのうち、自分の声で歌い始めました。

それを聞いた皆、唖然としてます。

元歌手のガンソク母も、ガンソクも、

“お

…てな感じで見てます。

ここで、つづく。

 

ジンジンの、あまりの荒れ方に、かなり引くモノがありますが、芸達者な俳優陣で、安心して見ていられそうです。

ただ50話までっていうのがねぇ。

長いっすよ。

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