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シンドローム DVD-BOX 1 |
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ポニーキャニオン |
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ソンジュンたちは、綿密な計画を立てました。パク教授が手術室の予約等の事務的な手続きの一切を行う事に。
ウニヨンは、テジンがどんな後遺症を狙っているかを探りだすこと。
へジョは助手として手術に加わり、テジンが狙った脳神経を焼く直前に、用意した別の電気メスにすり替えると言う大事な役割をすることに。その電気メスは、ソンジュンが特別に用意したモノで、脳神経を傷つけないモノの様です。
そして、その場でウニは、ヨウクの実父がテジンじゃないと言う事をウニヨンに打ち明けたのです。
ウニヨン以外のメンバーは既に知ってる事でしたね。ウニヨンは、これでヨウクと兄弟じゃないと知ったのです。
で、計画が動き始めました。
ソンジュンが無断で手術を行うと見せかけ、テジンと争い、でも結局はテジンが執刀するように誘導しました。
その芝居にはウニヨンが加わりまして、テジンの信頼を増すようにしました。
テジンは少々油断したのか、ウニの手術で怒りの自制心を壊す・・・と言いました。人格的な障害を引き起こし、精神病院に閉じ込めようと言う魂胆なんです。
怖いよね~
昔の思い出が時々挟まるんですが。それを見ると、テジンだけが悪人と言うわけじゃないように思えます。
ソンジュンがウニ父によって病院を追われた後、テジンと結婚が決まったんですが。テジンも愛の無い結婚だと充分分かってはいても、一応指輪を贈ろうとしたんですよ。
ところが、ウニは、それを目の前で捨てちゃった。テジンも父と一緒になってソンジュンを追い出したと思ってるウニなので、仕方がないっちゃぁ仕方がないんだけど・・・。それでも、ちょいと酷くはないかい?
テジンは、ウニヨン母への想いを残しつつ、人としては間違った選択をしたわけです。間違いだと充分に分かった上で・・・。
手術中、ヨウクは一人神に祈ってました。それまで神の存在を信じる事も無かったヨウク。だから、どうやって祈れば良いのかも知らないヨウク。
それでも、今は祈らずにはいられませんでした。母を助けてほしい、父に間違った手術をさせないでほしい・・・と。
「患者の身体や人生を支配するのではなく、苦しむ人々の前に跪き救う医師になります。父を止めてください。今起きている恐ろしい事を止めてください。」
手術は終わりました。
テジンの予想通り、ウニは後遺症の精神障害を示し始めました。
これには仲の悪いグァンヒでさえ、衝撃を受けました。テジンを放ってはおかない…と言いますが、反対にテジンにやり込められてますよ。
勿論、ウニのその症状は芝居でした。
手術は成功し、腫瘍も良性だと判明。ソンジュンとウニは喜びあいました。
ウニヨンは、へジョに、自分の実父がテジンだと打ち明けました。そして、これまでの事を正直に話したのです。
へジョに、心から謝ったウニヨン。
へジョは、ウニヨンには何の責任も無いし、罪も無い・・・と言いました。
ヨウクは、へジョの冷静さを指摘しました。父親の失明がテジンの所為だと聞いた時、あんなに冷静に行動できたのは何故だと聞きました。
へジョは、あまりにもショックな事を聞くと、ショックも悲しみも怒りも感じなくなる・・・と言いました。
全ての感情が消えて何も感じなくなるの・・・と。
「でも、徐々にこう思い始めた。“チャ・テジン教授を殺してやる”・・・と。」
へジョ、表情が固まっちゃってます。怖いです。無表情さが。
その言葉に、ヨウクは驚いてへジョを見つめました。