神々の晩餐 - シアワセのレシピ - (ノーカット完全版) DVD BOX4 | |
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ポニーキャニオン |
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ジュニョンにkissしたドユン。
「覚悟は出来た。蹴れよ。」
そう言いました。以前、一度酔っ払ったジュニョンに思わずkissしてしまった時、ジュニョンに思いっきり脛を蹴られましたからね
でも、今回、ジュニョンは何もせず、何も言わず、小走りに帰って行きました。
「許してくれるんだな。明日になれば、俺の秘密は無くなる。」
そう呟くドユンでした。
フードショーの後の記者会見の席。ドユンはへミルとしての仮面を脱ぐ事を決意していました。
ジュニョンもジェインが呼んでいました。
ペク代表は、その席で、へミルに関する例の記事をマスコミにばらまこうと考えていました。その時のへミルの表情を自分の目で見ないと気が済まないってんで、代表も会場に行きました。
そして、フィナーレ・・・と言って、いきなりの素顔公開ですよ。
これが意外にあっさりと外しました。ジュニョンの目を見つめながら。
ジュニョンとペク代表、あまりにも思いがけないことに、言葉も出ず、茫然としてしまうんですね。
ジュニョンは、動揺し、会見場を出て行きました。
「韓国人です。韓国に母親が生きています。サナレのCEOペク・ソリ代表です。」
茫然と代表がドユンに背を向けて行こうとした時、この言葉が・・・。
マスコミが、代表を取り囲みました。
ドユンは、代表の前に行き、笑顔を浮かべながら言いました。
「笑ったら?自慢の息子でしょう?」
代表はひきつる笑顔で必死にその場を取り繕いました。
一人帰るジュニョンを、ドユンが追い掛けました。
「最初から騙す気だった。」
ジュニョンは、ドユンの手首を見ました。自分があげたプレスレットがありました。それを確認して、目の前のドユンが本当にへミルだと改めて認識したのです。思わず、脛を蹴っちゃいましたよ。
「これは昨日の分よ。」
そして、もう一回蹴りました。今日の分ってことですよね?
ペク代表は、ジュニョンも全て知ってて、自分を騙したと思い込みました。
それでも、どうにかマスコミを押さえなきゃいけないってんで、また言い訳を考えましたよ。自分はへミルが息子だと知ってた、へミルは将来のサナレを思っての発言だった・・・ということにしようとしてます。
そして、ドユンにも、これで十分だろうと、だから、もう水に流そう・・・と鷹揚なところを見せました。
その言葉に一応従おうと見せかけていましたが、本当のところ、ドユンはまだ手を引くつもりはないようです。代表が止めない限り、自分から先に止めることは考えてないようです。
ある日、ジェハに、ジェチョルから連絡が入りました。ソウルでドジョウ汁のお店をやってる・・・と報告。
ジュニョンと一緒にお店に行きました。
ジュニョンはジェチョルに怒るんですが、本当は会えて嬉しい気持ちもあったようですね。そんなジュニョンの剣幕に恐れを成したジェチョルが逃げ出しちゃって・・・。
その間にお客が来たもんだから、ジュニョンが接客することに。
楽しそうに鼻歌を歌いながら料理を作るジュニョン。そんな様子を見て、ジェハも嬉しそうでしたね。このところ、ジュニョンの元気が無い姿ばかりを見てましたからね。
ジュニョンは、ちゃんとした返済計画をジェチョルにたてさせました。
そして、この時初めてジュニョンの命を救ったのは誰とも知らない女性だったと言う事がジェチョルの口から話されました。
その女性はその後、遺体で発見された・・・とのこと。インジュの実母ですよね。
ドユンは、一人でジュニョンを待っていました。例のベンチで。
でも、ジュニョンは通りません。
その時、インジュから呼び出しの電話が入ったのです。
インジュはまたクラブで飲んだくれてました。どうして迎えに来てくれるのかとインジュは聞きました。
「代表と何かをやられたらジュニョンが困る。」
と、あっさりと当たり前だろ・・・てな顔で言うドユン。インジュはやっぱね・・・と言う表情でした。
ドユンはジェハに連絡しました。ジェハはジュニョンと一緒でしたので、二人で店にやって来ました。
ドユン、二人の姿を見て、嫉妬 こういうところが真っ直ぐで良いねぇ、ドユン
ジュニョンが家に帰れと言いますが、インジュは聞く耳持ちません。
「ハ・インジュはあなたの名前よ。」
とジュニョンが言いました。そしたら、インジュはいきなりジュニョンに水をかけましたよ。
「何を勝手に。何さまのつもり?」
でも、ジュニョンもお返しにインジュに水を
「あなただけがインジュと言う名前で苦しんで来たわけじゃない。夢や自尊心もなく家族の愛も知らずに、その名前のために自分を抑えて来た。あんたの所為で22年ぶりに会えた家族と食事もできない。私の家族があなたに気を使う姿はうんざりよ。」
おおーっやっと本音が言えましたね、ジュニョン。
そこに、ジェハとドユンが入って来ました。ジェハはインジュの手をとって出て行きました。
ドユンは、ジュニョンに弁解したいと言いました。
でも、ジュニョンは、自分だけを騙していたのではなく、世間全てを騙していたから、しなくて良いと言いました。
「だけど、お前怒ってるじゃないか。」
「今は、何を言われても怒りが収まらない。」
そう言って出て行こうと立ち上がったジュニョン。
「言っただろ。俺はお前の事はもう諦めないと。」
そう言って、ドユンの方が出て行きました。きゃぁ~っ
ジェハは、荒れるインジュに言いました。
「まず家に帰れ。周りは気にせず、自分らしく生きればいいだろ。ソン・ヨヌ。良い名前だ。」
その言葉を聞いてインジュは、嬉しそうでした。でもね、もう後には引けない状況だったんでしょう。そのまま、去って行きました。
アリラン100周年の記念式が行われることになりました。各国の大使夫人を招待してのイベントも開催されることになっています。
ドユンはへミルの名前で、またもサナレを批判する文章をマスコミに流しました。ペク代表はあくまでも彼の事を‘愛する息子’だと表明しているにもかかわらず・・・です。
ジェインは、そんなドユンを心配してジュニョンに連絡して来ました。ジュニョンも、ネットで記事を読み、ドユンの復讐が終わってない事を知ったので、慌ててドユンのマンションに行きました。
「ドユンは、母親に復讐しようと仮面で自分を隠して来た。でも、ジュニョンに‘信じてる’と言われて全てを捨てて素顔をさらす事にした。」
そう、ジェインから聞いたジュニョン。ドユンの気持ちが一気に分かったようです。
ジュニョンが到着した時、ペク代表が怒鳴りこんできてました。
ペク代表は、怒りをドユンにぶつけ、掴みかかってる状況でした。ジュニョンが代表を止めた時、代表は冷たく言い放ちました。
「いいわ。もう終わり。あなたみたいな子を産んだ覚えもないわ。」
ふらつきながら出て行く代表。
ドユンもまた茫然としていました。思った以上に母親の絶縁の言葉は堪えたようです。
「済まない。」
そう言ったっきり、ドユンは顔を覆ってうな垂れました。
「辛いよね。涙も出ないほどに辛いよね。」
ジュニョンはそう呟き、ドユンを抱きよせました。
ジュニョンの肩に頭を持たれかけた時、初めてドユンの目から涙が一筋落ちました。
大使夫人を招待する日。なんと、夫人たちがサナレに行ったという知らせが。
サナレのシェフとして現れたのは、‘ソン・ヨヌ’と名乗ったインジュでした。