ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

Jリーグの再開と、ファビーニョコーチとの別れと

2011-04-23 22:08:02 | アルビレックス新潟
Jリーグが再開した。
被災状況が大きかった仙台、鹿島、水戸に注目が集まった。
結果は、仙台、水戸ともに先制されて耐える展開が続いたが、後半に見事逆転して、勝利した。
鹿島は、3-0の大敗となってしまった。
わがアルビレックス新潟は、明日ホームでジュビロ磐田と戦う。
どんな戦いを見せてくれるか、楽しみだ。

ところが、とてもさびしいニュースも入ってきた。
地震後も日本に戻って来てくれていた、スクールコーチのファビーニョ氏がブラジルに帰国するという発表があった。
退任挨拶を、明日のジュビロ戦後、行うという。
新潟を離れる挨拶をするのは、選手時代とあわせ、2回目だ。

人なつこい笑顔。
「最後まであきらめない!」を実践し、走って走って、貪欲にゴールを目指した選手時代。
新潟を選手として退団する時も、負けている大宮戦で得点。
ゴールからボールを拾って、追いつくために早く試合を始めようとした姿は、忘れられない。
そして、「最後まであきらめない!」を子どもたちに教えていたコーチだったのに、残念だ。

先日、新潟ロードレースに出た時、陸上競技場のダグアウトで、談笑しているファビーニョ氏を見つけた。
近寄って耳をそばだててみると、会話は日本語なのだ。
日本語をあそこまで使えているのか、と感心した。
その時は、せっかくだから、と握手をお願いした。
すると、あのすばらしい笑顔で答えながら、私の手をぎゅっと握ってくれた。
力強い手だった。
これから16kmを走る私に、とても大きい励みになった。

選手を引退した後にも、ブラジルからスクールコーチとして、新潟に戻って来てくれた彼。
別れるのは、さびしい。
明日の試合に勝って、氏の別れのセレモニーを迎えたいものだ。
今までありがとう、ファビーニョ!
新潟のサッカーファンは、君のことを忘れない!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする