ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

磐越道周辺「山が笑う」

2011-04-30 21:49:15 | 自然・季節
磐越高速道を行く。
新潟県から福島県に入り、トンネルが続く。
続くトンネルがいったん途切れると、会津地方は、今桜が満開である。
新潟県より桜の開花が少し遅い分、今が見ごろ。
自分の車を抜いて、岡山、飛騨、八王子、所沢、宮城等様々な県外ナンバーを付けた車が行く。
ゴールデンウイークというのに、磐越道は、例年より車の往来が少ない。
その代わり、「災害派遣」の表示を付けた自衛隊の車両が目立つ。


郡山ジャンクションが近付くと、道の凹凸が出始めた。
ジャンクションを過ぎると、道路を修理した跡が多くなる。
舗装し直したところがあちこちにある。
橋があると、橋と道路の継ぎ目のところで、ひび割れが起きている。
そこには、カラーコーンが置いてあるので、すぐわかるようになっている。
さらに行くと、やはり道路が少しいたんでゆがんでいたり、ひずみが頻繁にあったりする。

しかし、福島県は、山が多い。
新潟県は平野が多い。
それが広大な水田となっているのだが。
山の多い福島県、この季節、磐越道周辺には、多くの山桜が咲いている。
それがとても美しい。
山の美しさは、うすいピンクの桜だけではない。
茶系の枝のほかに、新緑の黄緑。
若葉は、黄緑だけではなく、赤っぽいもの、茶色っぽいもの、黄色っぽいものなどが混ざり合う。
「山が笑う」とよく言われる。
まさしくそのような感じだった。

うつくしま、ふくしま。
福島の春は美しい。
いや、日本の春は美しい。
こんな春の美しい国は、そうはないのではないか。
こんなに美しい国、日本。
これからも、福島も、日本も、この美しさを続けたい。
不安のない、美しい国を再びつくりたい。
がんばろう、福島。
がんばろう、東北。
がんばろう、日本。
コメント
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