ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

ナビスコ杯準々決勝は、浦和に5-0の大差で先勝!

2015-09-03 23:04:49 | アルビレックス新潟

ナビスコカップ、決勝トーナメント。
初めて予選リーグを突破し、準々決勝に進出したアルビレックス新潟。
それなのに、対戦相手は、浦和レッズ。
新潟は、浦和に対して9年間未勝利なのである。
今季も、リーグ戦では第1ステージ2-5、第2ステージでは1-2で連敗。
せっかく予選を突破したのに、よりによって相手は、大の苦手の浦和。
勝てっこないじゃん!
…と多くの人は思っていた。

でも、新潟を代表して抽選会に出た指宿選手は、
「何かを成し遂げるためには、必ず困難があるもの。浦和を倒して、タイトルを獲るだけです。」
ときっぱり言い切っていた。
私は、そこに頼もしさを感じていたのでもありました。

この試合は、シーズン・パスでは見られない。
改めてチケットを買い、駐車券も買う必要があった。

今回は、サポーターの多いゴール裏のスタンドへ。

いつも私たちが見ている席には、ビッグフラグが。

試合は、ホーム&アウエーで行われる。
そのせいか試合は、両チームとも、まったりとした入り方。
浦和は、槙野がけが、GK西川やFW興梠は日本代表招集で、欠場。
しかし、メンバーを見ると、永田、阿部、森脇、柏木、梅崎、李、武藤と、日本代表経験者がずらりと並ぶ。
なんともうらやましい布陣だ。
試合前半、絶対的なチャンスを最初につかんだのは、浦和だったが、前回のリーグ戦での対戦でヒーローとなった梅崎の足が、ボールにヒットせず助かったのだ。

ただ、見ていて、浦和の選手たちはうまいのだが、接触プレーがあるとすぐに倒れ、痛がってファウルをもらおうとする。見苦しい。
新潟の選手たちは違う。本当にひどいファウルがあった場合はともかく、多少の接触では倒れようとしない。
そこはいつも誇らしく思う。
だから、浦和の選手が手を使って妨害しようとするのだが、新潟の選手は倒れないようにがんばって、つかまれたまま浦和の選手を逆に引きずっていくのが頼もしい。
仕方なしに浦和の選手が倒れて痛がる。まったく…。

そのようなプレーの質の差が出たのは、前半のアディショナルタイムだ。
まもなくそれも終了、という時だった。
もらったファウルで敵の動きが緩んだのを見た大井が最前線の山崎にロングパス。
それを山崎が見事に決め、1点先制。
新潟が1-0でリードして後半へ。

後半早々、コーナーキックから、山本―大井―舞行龍とつながって新潟追加点。2-0。

その6分後、指宿のゴールが決まり、3-0。

新潟は、DF大野をMF加藤に代えて出す。守りを固める。

75分。指宿のこの日2本目のゴールが決まる。4-0。

76分には、けがで2か月以上休んでいたラファエル・シルバが山崎に代わって出場。
そのラファエルがゴールするのだから、たまらない。5-0。
ゴールが決まるたびに、私たちとハイタッチして喜び合う人が増えていく。

新潟は、来季の入団が決まり、特別指定選手として出場が認められた、慶応大の端山(はやま)豪を出場させる余裕までできた。

名前が「豪」なだけに、サポーターの声援も、「GO GO 端山」。

さすがにまだ線が細いから、守備では浦和の選手にはじき飛ばされていたけど、攻めに回った時は、浦和の選手を翻弄していた。
これはいい素質を持った選手だ。大いに楽しみだ。

試合終了。
いやあ、勝った。勝った。
5-0の圧勝。
これでホーム&アウエーの2戦戦うと言っても、大差で先勝したのは大きい。
日曜のアウエーで、余程のことがなければ2戦合計で勝てるであろう。
非常にうれしい勝利だった。

2点を入れた指宿がヒーローインタビュー。

次も勝つ、とは頼もしい限り。
浦和に勝ったのは、2006年以来の9年ぶり。
浦和相手に5点差以上の大差というのは、J2時代に新潟市陸上競技場で6-1で勝って以来だから、15年ぶりくらいだね。
この夜は、気持ちよく眠りについた人が多かっただろう。
アウエー埼スタでも、新潟、ぜひ勝利をあげて準決勝に進もう!!!
コメント
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