息子が気を利かして、今日か明日のどちらか、父と母で出かけてきてもいいよ、と言ってくれた。
5月の連休の時にも一度、そう言ってくれたことがあった。
一人にするには不安のある娘を見てもらわなければ、私らは出かける訳にはいかない。
言葉に甘えてそれ以来、今年2度目の夫婦でのお出かけをすることにした。
「花見」の好きな私たち。
今回のお出かけ先も、まずは花見。
妻は、先日の地方新聞に載っていた山本山高原に行きたいと言った。
新潟県の中越地方、小千谷市にある。
そこまでは120、130kmくらいあるのだが、今は「そば」の花が満開で見頃らしい。
その花見に出かけることにした。
そばといえば、小千谷のへぎそばは、県内では有名であり、大変うまいのである。
それはさておき、高速を使って、約2時間かかって山本山高原へ。
山頂の駐車場に車を止めて、「そば畑」と書いてある看板の方へ向かって歩き出した。
山頂付近から下界をながめれば、黄金色に実った田んぼと白銀色に輝くそば畑の土地が見えて、とてもカラフルだ。
ところで、肝心の目的地のそば畑だが、どうやら少し歩く距離があるようだ。
いくらか歩いた途中で、車をとりに走り、途中で妻を拾った。
そば畑は、なるほど広大な面積だ。
北海道のような風景。
花は、今がピークを過ぎようとしているところ。
ちょっとだけ花がくたびれてきている。
しかし、真っ白な花が高原の斜面一面に広がっている。
なんともすがすがしくきれいだ。
青い空と白いそばの花の対照が美しい。
なんでも、夏はここがひまわり畑になるらしい。
向こうの畑では、トラクターが動いていた。
次の作物の栽培のために耕しておくのだろうか。
今の時期は、畑やその一角に、この前ここに載せたばかりのワルナスビやツルボが完全に雑草なのだがそこここに咲いていた。
30分ほど見て回って、目的は達した気分になった。
しかし、まだ時計は11時半にもなっていない。
そこで、次は、魚沼市の上原(うわっぱら)高原にある、コスモス畑を目指した。
そこに行くのは、何年ぶりになるだろうか?
かつて3回ほど訪れたことがある。
最後に行ったのは10年以上前、娘がまだ専門学校生だった時だ。
娘と妻と3人でコスモスを見に行ったことがあった。
そして、その帰りには、娘の通う専門学校の寮に降ろして帰ったのだった。
そんなことを思い起こしながら、上原のコスモス畑を探したのだが、国道からの入口がよくわからない。
結局、別ルートからなんとかたどり着いたけれども。
久々の上原のコスモス畑。
花はけっこう咲いているけれど、まだまだもっと多く咲くはずだ。
でも、斜面にきれいに植えられていた。
珍しい種類があるわけではないが、それでも白にピンクに赤紫。
時には、こんな縁どりのきれいな咲き方をしているものも見つかった。
青空。緑色の葉が広がるところに、暖色系の花々が揺れる。
さわやかで心地よい風が吹く。
高原からの眺めも、日常から離れた気分になる。
夕方、家に帰ると、息子と娘が茶の間でゆっくりしていた。
特に何もなかったようで、なによりだった。
娘が無事に一日を重ねていけることがうれしい。
今年2度目の夫婦での外出。
出かけていいよ、と言ってくれた息子に、感謝!
5月の連休の時にも一度、そう言ってくれたことがあった。
一人にするには不安のある娘を見てもらわなければ、私らは出かける訳にはいかない。
言葉に甘えてそれ以来、今年2度目の夫婦でのお出かけをすることにした。
「花見」の好きな私たち。
今回のお出かけ先も、まずは花見。
妻は、先日の地方新聞に載っていた山本山高原に行きたいと言った。
新潟県の中越地方、小千谷市にある。
そこまでは120、130kmくらいあるのだが、今は「そば」の花が満開で見頃らしい。
その花見に出かけることにした。
そばといえば、小千谷のへぎそばは、県内では有名であり、大変うまいのである。
それはさておき、高速を使って、約2時間かかって山本山高原へ。
山頂の駐車場に車を止めて、「そば畑」と書いてある看板の方へ向かって歩き出した。
山頂付近から下界をながめれば、黄金色に実った田んぼと白銀色に輝くそば畑の土地が見えて、とてもカラフルだ。
ところで、肝心の目的地のそば畑だが、どうやら少し歩く距離があるようだ。
いくらか歩いた途中で、車をとりに走り、途中で妻を拾った。
そば畑は、なるほど広大な面積だ。
北海道のような風景。
花は、今がピークを過ぎようとしているところ。
ちょっとだけ花がくたびれてきている。
しかし、真っ白な花が高原の斜面一面に広がっている。
なんともすがすがしくきれいだ。
青い空と白いそばの花の対照が美しい。
なんでも、夏はここがひまわり畑になるらしい。
向こうの畑では、トラクターが動いていた。
次の作物の栽培のために耕しておくのだろうか。
今の時期は、畑やその一角に、この前ここに載せたばかりのワルナスビやツルボが完全に雑草なのだがそこここに咲いていた。
30分ほど見て回って、目的は達した気分になった。
しかし、まだ時計は11時半にもなっていない。
そこで、次は、魚沼市の上原(うわっぱら)高原にある、コスモス畑を目指した。
そこに行くのは、何年ぶりになるだろうか?
かつて3回ほど訪れたことがある。
最後に行ったのは10年以上前、娘がまだ専門学校生だった時だ。
娘と妻と3人でコスモスを見に行ったことがあった。
そして、その帰りには、娘の通う専門学校の寮に降ろして帰ったのだった。
そんなことを思い起こしながら、上原のコスモス畑を探したのだが、国道からの入口がよくわからない。
結局、別ルートからなんとかたどり着いたけれども。
久々の上原のコスモス畑。
花はけっこう咲いているけれど、まだまだもっと多く咲くはずだ。
でも、斜面にきれいに植えられていた。
珍しい種類があるわけではないが、それでも白にピンクに赤紫。
時には、こんな縁どりのきれいな咲き方をしているものも見つかった。
青空。緑色の葉が広がるところに、暖色系の花々が揺れる。
さわやかで心地よい風が吹く。
高原からの眺めも、日常から離れた気分になる。
夕方、家に帰ると、息子と娘が茶の間でゆっくりしていた。
特に何もなかったようで、なによりだった。
娘が無事に一日を重ねていけることがうれしい。
今年2度目の夫婦での外出。
出かけていいよ、と言ってくれた息子に、感謝!