ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

アルビレックス新潟レディース、2年連続4度目の決勝進出!~皇后杯サッカー~

2016-12-23 22:01:17 | アルビレックス新潟
女子サッカーのなでしこリーグで優勝したのは、日テレ・ベレーザ。
圧倒的な攻撃力で、優勝を果たした。
そして、なでしこカップ戦でも優勝したのが、日テレ・ベレーザ。
今季最後の試合が、トーナメントで行われる皇后杯サッカー。
日テレ・ベレーザは、順当に勝ち上がり、準決勝に進出。
3冠をねらう。

強い日テレ・ベレーザに、今年勝利した数少ないチームが、アルビレックス新潟レディース。
リーグ戦の戦績は1勝1敗。
もっとも、勝ったのはホーム戦で、1-0。
アウエー戦では、レギュラーで出られなかった選手がいたせいもあって、0-6で敗れている。

今年の準決勝の組合せは、日テレ・ベレーザ対アルビレックス新潟レディース。
この組合せは、2年連続である。
去年は、PK戦にもつれ込み、新潟がGK福村の活躍で勝利している。
日テレとしては、去年の雪辱を果たし、3冠に王手をかける決勝進出を決めたいところ。

だが、新潟は、2010年代になってから、2011年、2013年、2015年と決勝に進み、そのたびにINAC神戸に敗れ、3たび準優勝となっている。
新潟としては、今年も日テレを破り、今度こそ優勝を果たしたいところだ。

準決勝の試合が始まると、圧倒的な日テレの攻勢となった。
新潟は、組織的な守りとGK福村の好守で、得点を許さない。
そして、時折の攻撃でいい場面も作ったりもした。
前半は、新潟の思惑通り、0-0で終えた。

後半になると、新潟が前から攻守に渡って積極的な姿勢を見せた。
そして、FW大石が倒されながら頭でつないだボールを、キーパーが腕を伸ばしても届かないようにMF八坂がうまくカーブをかけて蹴る。
ボールは、ゴールポストをかすめて、ゴールネットを揺らした。
新潟先制!
勝つなら、このパターンだ。

思った通り、新潟の選手たちの動きはますますさえてくる。
日テレの選手たちには次第に焦りが生まれてくるのを感じた。
そして―。試合終了のホイッスルが鳴る。
勝った!
アルビレックス新潟レディース、2年連続で、準決勝で日テレ・ベレーザを撃破!
「糸魚川市の火災を見てショックを受けたが、被災された方も含めて新潟のサポーターに少しでも元気を感じてもらえたら嬉しい。」
試合後のインタビューに答える選手の話には、昨日の大火事にふれたコメントがあり、新潟を代表している意識があることもうれしかった。

さあ、2年連続で決勝へ。

そして、決勝の相手は、去年と同じINAC神戸と決まった。
去年は、引退する澤選手に花をもたせる決勝ゴールで、0-1で敗れた新潟だった。
今年は、神戸に遠慮する理由は何もない。
ぜひ勝って、新潟に初のタイトルを持ち帰ってもらいたいものだ。
コメント
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