サッカーJ2リーグ第4節。
アルビレックス新潟は、ホームでザスパクサツ群馬との一戦。
去年は、2月の開幕戦では3-0で快勝したのに、12月の再戦では、1-2で逆転負けしたのだった。
あれから3か月。
シーズンが変わったが、新潟同様に群馬も、監督は代わらず奥野監督で2年目。
アルビ同様のポゼッションサッカーを志向している。
どちらの監督も2年目だから、そのサッカーの浸透具合が高い方が勝つのではないか、と予想された。
試合は、やはり新潟の方がホームということもあり、動きのよさが目立つ。
狭いところでもポンポンとパスを通す。
ボールを持った相手に対し、素早いチェックでボールを奪う。
こういう攻勢が続くときにきちんと得点しておけると試合が優勢に運べるのだがなあ…と思っていた。
すると、先制点は、動きのいい新潟・高木のパスから生まれた。
狭いところで相手を抜いて、ゴールの向こうで待つ鈴木へボールを送る。
鈴木がヘディングで折り返したボールが相手DFに防がれたが、こぼれたのを見るとロメロフランクが
蹴り込んで、新潟先制!
まだ13分になっていないところだった。
新潟の勢いはまだまだ続き、左サイドから高木が上げたセンタリングを、FW鈴木がヘディングで見事にゴールに突き刺した。
これで、前半20分にならないうちに、2-0と、今日は楽勝かというムードが漂った。
しかし、飲水タイムをはさんで、群馬の当たりが強くなった。
群馬の攻撃シーンも多くなった。
後半になると、よりその傾向が顕著になった。
こんなふうにしのいでばかりいると、そのうちポコッと相手ゴールが生まれちゃうのではないかと思ったら、案の定。
55分に、ゴール前に送られた相手ボールにDF千葉の足が触ると、そのボールはゴールネットを揺らしてしまった。
オウンゴールとなって、2-1と1点差に。
ダメージが大きいなあ。
この後は、新潟が守勢に回っている印象だった。
それでも、時折ゴール前にボールを運び、決定的なシーンを作るのだが、新潟は、ことごとくフィニッシュを外しまくった。
それでも選手交代をしながらなんとか1点差を守っていたが、アディショナルタイムに、積極的に行った堀米がボールを奪い、ペナルティエリアで、FW鈴木にラストパス。
鈴木が、相手GKの動きを見て、難なく決めて3-1。
ダメを押すことに成功した。
これで勝利したアルビレックス新潟は、開幕4連勝。
首位をキープした。
今日は、家の法事でスタジアムには行けず、終わってから、テレビ中継のあったNST(新潟総合テレビ)の放送にかじりついた。
前半のよい部分は見られず、後半のオウンゴールや、決定機を外すシーンなどよくない場面ばかりを見せられてしまった。
3点目が入って、ようやくホッと一息つけた。
4連勝で、暫定首位。
毎試合勝つというのは、こんなにも気分のいいことなのかねえ。
うれしくなってしまう。
次節も、ホームで東京ヴェルディ戦だ。
今度は行くぞ!
いよいよ新潟が今まで無勝利のヴェルディ相手に勝利するときが来た。
気持ちよく5連勝といきたいなあ。
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