ON  MY  WAY

60代になっても、迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされながら、生きている日々を綴ります。

古関裕而の行進曲・応援歌を聴き、元気を出す

2021-03-04 21:21:30 | うた
去年の朝ドラ「エール」は、それなりに面白かった。
自分にとっての面白さのツボの一つは、知っている曲が出て来ることだった。
特に、山崎育三郎がソロで熱唱した「栄冠は君に輝く」は、その中でも特別だった。
夏の高校野球、甲子園大会のテーマソングが、主人公古山裕一(古関裕而)の作った歌で、それがドラマでも大きな意味を持っていた。
また、私自身、20歳前後に夏の高校野球大会の時期に、甲子園球場で物を売るバイトに行ったことがあったから、よく聴いた曲だった。
そのせいか、この曲を聴くと、元気になれる気がするのである。

さて、もっと多くの古関裕而の曲を聴いてみたいと思って、ドラマがまだ放送されているとき、ベスト盤のような2枚組のCDを購入してみたのだった。


購入したものは、SIDE1の1曲目から7曲目までが、行進曲や応援歌だった。

NHKのスポーツ行進曲
オリンピック・マーチ(東京五輪入場行進曲)
栄冠は君に輝く
闘魂込めて(巨人軍球団歌)
六甲おろし(阪神タイガースの歌)
紺碧の空(早稲田大学)
我ぞ覇者(慶応大学)


こうしてみると、やっぱり、スポーツの名曲ばかりだ。
どれもこれも、やはり、聴いていて力が湧いてくるような感じがする。

人は、人に「エール」を送られると、「がんばろう!」と思うが、曲を聴いていて、確かに「エール」を送られているような気がした。

古関裕而の全曲集には、たしかに歌謡曲もあることはあるのだが、輝きは、行進曲や応援歌にあるように思う。
本来は、2回目の東京オリンピック開催のために、1回目のときに光を当てるためにドラマを放映したのだろうけれど、COVID-19 感染症のために延期となり、それが外れてしまったのは残念だった。

東京オリンピックの開催が難しいとの報道が流れる昨今だが、古関裕而の曲が人々を勇気づけることは変わらない。
苦しいときだからこそ、彼の行進曲・応援歌を聴いて、元気を出していきたいと思うのだ。
コメント
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