最強寒波、最強寒波、最強寒波…。
今日は、テレビでもネットでもこの言葉ばかり耳にし、目にしていた。
朝からちょっと騒ぎ過ぎじゃないかとも思うくらいであった。
朝は、わが家の庭は少し残雪があったくらいで、寒くもないし、晴れ間だって見られたのだった。
寒波が来るなら、しばらく走れなくなるからと、午前10時過ぎに走り出した。
そのときは、南東の方角からは、薄日が差してきていた。
だが、西の方からはたしかに暗い雲が近づいてきていた。
道路わきの気温表示は、8℃を示していた。
まだ暖かいなと思って走り続けていると、5分もしないうちに小雨が降ってきた。
このくらいならまだ大丈夫と思っていたが、風が急に冷たくなってきた。
そして、小雨がみぞれ交じりとなり、まもなくあられが打ちつけてきた。
痛い、痛い。
さすがにあられが顔に当たるのはキツイ。
あられはまもなくまたみぞれに変わった。
風がさらに強くなり、雨も強くなってきた。
ランニングシューズのつま先も、ウエアの上から太ももや膝も、当たった雨がしみてきて、冷たい。
雨風があまりにも強いので、走るのを5km余で切り上げた。
再び気温表示を見ると、3℃。
つい少し前から5℃も下がっていた。
濡れた服を着替える時、自分の太ももや膝が真っ赤になっているのを見てびっくりした。
寒さの中を走った証だった。
走り出す直前に、暴風雪警報が発令されていたことを後で知った。
走るのをやめて10数分後、風雨は吹雪に変わった。
それ以降、当地ではずっと吹雪いていて、時折風の音が強くなったり家がガタガタ鳴ったりしている。
さらに、北や西向きの窓は、強い寒風を受けて、夕方を待たずに日中から凍って開かなくなってしまった。
なるほど、強い寒波襲来だ。
当地のピンポイント天気予報では、明日は最高気温-2℃、最低気温-6℃となっている。
朝と同じわが家の庭も、すっかり吹雪風景。
さて、これからこの寒波でどのようなことが起こるだろうか、心配だ。
大雪による交通渋滞、除雪中の事故、路面凍結による事故、水道管の破裂、…考えたらきりがない。
大した被害が出ないといいが…。