初詣は、元日に近くの神社に行きはした。
だけど、人もいないし、御守やおみくじもなかった。
ただ賽銭をあげて拝んできただけ。
なんだか、ちょっと味気なかった。
おみくじ引きたいな。
そんな訳で(?)、今年の運試しというか今年の運勢を占ってみたくなって、やはり大きな神社へ。
今さらかよ。
…とは思うが、この時期になって初詣らしきお参りに行く人は、私だけではなかった。
自分たちの前にも後にも家族連れで訪れている人たちがいた。
彼らもしっかりおみくじを引いていた。
ひょっとすると、おみくじを引くのが目的だったか!?
急に親近感がわいたぞ。
参拝して、家内の健康安全を祈った。
そして、待望(?)のおみくじを引く。
私が引いた今回のおみくじの運勢は、「小吉」。
あせればあせる程 苦しみ多く 騒げばさわぐ程損をする災い添う運です
けれど何事も控え目にして心静かに身を守り信心怠らなければ却って後は大の幸福あり
…だそうだ。
騒がず控え目、それが大事ということですな。
そのせいか、願望(ねがいごと)は、「あせるな 人に任せれば吉」
旅行(たびだち)は、「急ぐな 利益なし」
相場は、「山気を起こすな」
…などと言う表現は、さすが小吉だけある。
そんななかで、気が引き締まったのは、次の2つ。
★病気(やまい) 「信心せよ」
あきらめずに治癒することを信じよ、ということだね。
★学問 「自己の甘さを捨て勉学せよ」
いやあ、そこを突かれるとはまいったなあ。
もうこの年になると、勉学する必要もないか、などと思っていたのだが。
そう思うこと自体が甘さか。
いくつになっても、向上を目指さなくてはいけないよな。
おみくじ引いて今年の運勢を占って、小吉だけど、ちょっとほっとした。
大吉とかになると、そのよさに甘えてしまい、いろいろな判断を間違えそうな気がする。
小吉の方が、いい気にならずに慎重に日々を過ごしていけるように思うのだ。
よし、今年も着実、堅実に前に進んで行くことにしよう。