ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

オオシラヒゲソウ

2008-09-09 23:06:30 | 草木花
この前の休日に、戸隠方面へドライブした。
戸隠には、神社があることは知っていたが、「戸隠古道」なる道もあるのだと知った。熊野古道は知っていたけど…。
もちろん、ドライブで言ったので、古道の行脚はしなかった。
それでも、奥社、中社、宝光社などへ行ってきた。
うれしかったのは、奥社である。
駐車場から奥社までは普通に歩いても30分以上かかるのだが、入り口の鳥居の近くに、「森林植物園」なる場所があった。まっすぐ奥社を目指すのもつまらないので、湿地帯を高い木道のように整備された森林植物園内の道を歩いていった。サラシナショウマはわかったが、その他名前をよく知らない植物の花々に出合えた。これは、とてもうれしかった。
奥社までたどりついたあと、まっすぐ参道を戻ったら、その参道沿いの両脇にずっと小さな水の流れがあった。
そこに咲いていたのが、このオオシラヒゲソウである。
見れば見るほど、不思議。
花弁が、こんなに細かく分かれている。なんだか、ナデシコを思い出すが、それよりももっと細かい。
5枚の花弁が並ぶと、そのすき間は、丸い穴が開いているよう。
おしべの並び方も、円になっていて、先端のオレンジ色がとっても素敵に見えた。

50歳に近くなってから、身の回りの草花のことをもっと知りたいと思って、草花に興味を抱くようになった。しかし、作り物の園芸品種には、あまり気が向かない。
自然の中でこうして今まで出合ったことのない草花にあうと、うれしくなってくるのである。
それが、美しく感じられるものだと、なおうれしい。
この日は、このオオシラヒゲソウが秀逸であった。

実は、心魅かれる草花は、身近にも時々見つけられるのだ。
今日も、名前も知らない2種類ほどの雑草の中に、可憐な花をさかせているのを見つけた。そのうち、暇な時にそれぞれの名前を調べてみよう。
これが、五十路手前から続いている、私のマイ・ブームなのである。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 不調のアルビレックス新潟だが | トップ | 単身赴任で調理を楽しむ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

草木花」カテゴリの最新記事