新潟県から国道112号線を行き、県境を越えるとそこは山形県小国町。
ここには、前にも何度か行った赤芝峡という紅葉の名所がある。
紅葉にはまだ早いかなと思いながら行ってみると、立入禁止になっていた。
異常に水位が上がった跡や高い場所に引っ掛かったゴミなどが見られ、昨年夏の豪雨水害の爪あとがまだ残っていた。
その補修工事等のために、立入禁止なのだろう。
残念だ。
それでも、周囲の植物に秋を探した。
真っ先に目に入ったのは、マツヨイグサ。
珍しくはないが、水のあるところには、ミゾソバが生えている。
ピンクっぽいもの、白っぽいもの、赤みが濃いものなどを見て、色の違いを楽しむことができた。
探してみるとあるもので、アキノキリンソウ。
キバナアキギリ。
秋の名を付けた野草が次々(?)登場。
これは、ノコンギクかな。ヨメナとの見分けが難しい。
リンドウも見つけた。
おお、これはダイモンジソウではないか。
わが家の鉢植えでは、管理がよくないから貧相な咲き方なんだけどな。
なのに、ここではかなり密な状態となって咲いていた。
あとは、名前が分からないけど、この小さな花が密集して咲いていた。
紅葉は楽しめなかったけれど、秋の野草の花見をいろいろ楽しむことができてよかった。
やはり出かけてみると、日ごろと違う花に会えるから、楽しいなあ。