今回は、ちょっとグロテスクな生き物の話だから、気持ち悪くなったら見るのや読むのをやめてくださいね。
11月中旬以降の雨や冷え込みで、細々と咲き続けていたアサガオ。
どんどん小さくなり、ついに咲くものがなくなった。
だから、アサガオを育てていたプランターや、つるが巻き付くための長い支柱など、もう片付けてもいいのだが、片付けられない。
その理由は、そこにずっとがんばって生きているモノがいるから。
その姿は、気持ち悪い。
3週間前の画像は、まるでヘビか何かのようなこの模様。
グロテスクだ。
たぶん蝶か蛾の幼虫だ。
この写真を撮ったのは、11月10日ころ。
このころには、まだ虫の周囲は、食べ物になる緑色の葉が残っていた。
その後、どんどん寒さが増すようになり、葉は枯れていった。
すると、虫が食べるものは、アサガオの花が咲き終わった子房のまわりやがくなどになった。
どんどん葉や茎が枯れていくとともに、虫の姿はどす黒くなっていった。
だんだん気持ち悪さは増すのだが、なんとしてでも生きていこうとするその姿に、ガンバレと応援する気持ちがわいてきた。
寒くなっていくばかりだから、早くさなぎになって成虫にならないと、冬になってしまうぞ。
ともすると、成虫にならないまま死んでしまうかもしれない。
なんとか少しでも早く成虫になってほしい。
そう思って、アサガオの長い支柱を外さずにきた。
ずっと冷たい雨の日ばかり。
だけど、毎日気になって、探してみると、生き続けているのを見つけた。
今は、こんなに黒くなってしまい、動きも少ないながら移動して食べられる部分を探しているようだ。
ヘビのような模様をしていたときから3週間たっても、寒さに耐えて幼虫のまま生きてきていた。
その生きようとする姿には感動してしまう。
だから、まじまじと、見ようとはしないが、毎日探してしまう。
見つけると、ああ生きていた、と安心し、気持ち悪いけどずっと応援している。
今日は久々に晴れて暖かかった。
さて、明日も生きているだろうか?
生きると言えば自分にとっては黒澤明監督の映画「生きる」ですね〜。最近、「日の名残り」などで知られるノーベル賞作家カズオ・イシグロさんの脚本でリメイクされましたけど、やっぱり黒澤作品に比べると…って感じだったですかね。
私は「生きる」の主人公と違って、早期引退後、昼から毎日ドイツビール飲んで、コンサート、ジャズライブに行きまくっていますね〜。
今、京都に行って紅葉楽しんでいるんですけど、京都の観光スポットはホント外人さん多いですね〜、びっくりです。
これからもよろしくお願いします。
黒澤明監督の「生きる」。学生時代に友人に勧められて一緒に見て、確かに感動でしたね。その思いがあったから、10数年前テレビで放送していたのを録画してみたりしたのでした。もっともVHS録画だったので、それ以降見ていませんが…。「♪いのちみじかし こいせよおとめ」…老人役の志村喬がブランコに乗りながら口ずさんでいたのは、忘れられません。
京都は外国人の方々ばかりですか。今は紅葉最盛期でしょうか?いい時期ゆえさらに人が集まっているのですね。
ありがとうございました。