赤芝峡を後にして、立ち寄った場所が、道の駅「白い森おぐに」だった。
この道の駅がちょっと面白かったので紹介する。
この道の駅は、その名のとおり、山形県小国町にある。
道の駅の名前に、わざわざ「白い森」と名乗っているのが面白いと、いつも思う。
この小国町は、磐梯朝日国立公園に囲まれ、町域の95%が森林なのだそうだ。
自然豊かなその町を象徴するのは、ブナの幹と雪の白。
そのイメージから「白い森」と自ら名乗っているらしい。
この道の駅の建物は、大きく3つがあった。
1つめは、軽食・休憩コーナーのぶな茶屋。
2つめが、レストランあいあい。
3つめが、物産品直売所。
駐車場に車を留め、トイレを借りようと思って進んでいくと、なにやら不思議な絵が描いてある自動販売機があった。
何、これ?
何の絵?
そう思って、裏側を見てみると、「おぐまん」と書いてある。
少し調べてみると、この「おぐまん」は、山形県立小国高校公認のキャラクターとのこと。
なんと、LINEスタンプまである。
へえ~、高校生から生まれたとは。
なかなかがんばってますなあ。
トイレから出て、物産品直売所の方へ歩いていくときに、レストランあいあいに掛かっている横断幕が目に入った。
なになに…?
そうか、あの平野歩夢選手が、スノボのハーフパイプを練習したのは、ここの裏にある横根スキー場だったのだ。
冬は、村上から1時間余りの時間をかけてここまで来ていたのだなあ。
お世話になったわけだ。
ありがとう、横根スキー場。
物産品の直売所は、以前はぶな茶屋に隣接したスペースにあったのだけど、今は国道側に独立して建っていた。
写真は撮らなかったが、中には、野菜や果実、お菓子や酒その他、たしかにいろいろと地域の名産品がそろっていた。
見て回るだけでも楽しかった。
その直売所には、国道側から立ち寄ることもできる。
そちら側の入口に立っていたのが、このキャラクター。
名前は書いてなかったので、そのときにはわからなかったが、後で調べてわかった。
名前は、「ワラビーマン」という。
「白い森観光大使」小国町のキャラクター。
山菜博士の「善さん」に助けられたワラビー君がワラビーマンになり、カメムシ怪人ヘンクサーと戦っている。必殺技は、「ワラビーム」。
…だって。
その彼女なのか、「ワラヴィーナ」というキャラクターもいるらしい。
なんだか、とってもほのぼのしてきた。
最後に、ぶな茶屋で、山形のB級グルメ「玉こんにゃく」を買ったのだった。
なんとなく立ち寄った道の駅「白い森おぐに」だったけど、とってもほっこりするものをいろいろ見つけられ、楽しかったよ。