9月も半ばを迎えたのに、暑い日がある。
西日本などでは、記録的に暑い日が連続しているという。
当地では、暑さは去年よりましだ。
去年は暑すぎて、8月は一度も走りに出なかったし、枯れてしまった樹木があったりしたことを思い出す。
今年は、暑い日は暑いが、時にザアッと雨が降る時があり、いくらか救われる思いがある。
今日は、たいない高原マラソンから6日がたち、身体のダメージがとれた気がしたので、ジョギングに出た。
走り出してみると、足取りは重かった。
まだ疲れが残っていたのか、蒸し暑さのせいなのか。
いつもなら涼しさを感じる木陰に入ったが、涼しくなかった。
それもそのはず、頭上を見上げてみると、葉が落ちてすかすかになっていた。
地上には、落葉がたまっていた。
落葉は、大部分暑さのせいなのだろうけど、秋になりつつもあるのだろうと思った。
そんな思いで落ちている葉を見て走っていたら、ふと思った。
暑い夏は過ぎ、秋。
務めの大方を終えて、落ちたのかもしれぬ。
その様子が、今の自分に似ているように感じてしまった。
高齢化社会。
自分の人生はまだまだかもしれないが、秋であることは間違いないだろう。
今、こうして走れていることは、生きていることの証なのだよなあ…。
それにしても、いつまで走れるかな。
…そんなことを考えながら、9km走ってきた。
先日のたいない高原マラソンとほぼ同じ距離でアップダウンもなかったが、3分ほども遅く走り終えたのだった。