ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

初冬の空気の中を走る

2024-12-20 21:17:47 | RUN

12月に入ってから、体調と天気を理由にまだ1度しか走っていなかった。

天気が悪く、毎日雨か雪。

だが、まだ雪は本格的に積もることなく、降ってもとけていく。

だけど、小雨だから走ってもいいかなという日は、足元はそれまで降った雨で濡れていてぐしゃぐしゃ。

走る気がそがれていた。

 

昨日午前中、2時間ぐらい青空が広がった時間があった。

走るにはいい天気だなと思ったのだが、その前に晴れたらやりたい作業があった。

それが、庭の小菊やシュウメイギク、イソギクなどの刈り取りだ。

雪に当たって、茎からねじ曲がって倒れているもの、地面について雪まみれ泥まみれになっているものなどがあり、もういい加減に処理しないと、庭が汚くて仕方ない。

だから、一部まだきれいなものを除いて、大半の小菊等を剪定鋏で根元から刈りまくった。

それを細かく切り、大きな袋に詰めた。

それを終えてから走りたかったのだが、なんと1時間余りしたら天気が悪くなり、雨が降り出した。

だめだ、こりゃ。ということで、走るのをあきらめた。

 

1日たって、今日は晴れてはいないが、くもり空。

今日なら久々に走れるぞと、半月ぶりに娘との3kmRUN。

それが終わってから、プラス6㎞のRUNに出た。

半月も走っていないと、走れることは気持ちいいのだが、走り出すとなんだか疲れるのが早い。

走っているときの心拍数もいつもよりも高かった。

でも、外に出て走るのはやはりいい。

足元には、とけずに残った雪がある場所もある。

見える山は、みな雪化粧している。

こういった風景を見ながら走れること自体が楽しい。

 

池には、たくさんのカモがいた。

越冬にこの池まできたということだね。

春まで、快く過ごしてほしいな。

 

そして、勇気づけてくれるのは、雪に負けない植物たち。

道ばたの足元に、まだ枯れずに残っているヒメジョオンが、たくましい。

リュウゼツランの花も、白さが失われたが、寒さの中でドンとがんばって咲いているのを見た。

何よりうれしかったのは、この花を見かけたこと。

ロウバイの花。

関東ではもう咲いている場所も多くあるが、こちらでは珍しい。

わが家のロウバイは、日当たりがよくないせいもあり、つぼみは付けたが、まだ堅いし色づいてもいない。

でも、走っていた道のそばに見られたのは、日当たりがいいからだろうなあ。

この明るいロウバイの花を見ていたら、久しぶりの走りでちょっぴり疲れていたけど、清々しい気分になったよ。

 

初期の冬の空気の中を走る。

合計9km。気持ちよかった。

 

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