たくさんつぼみをつけたと思ったら、あまり日をおかないうちに、一気に花を開かせた。
わが家のオウバイである。
オウバイ…黄梅と書く。
その名の通り、黄色い花がとてもきれいだ。
わが家では、3つほど鉢植えにしてあるのだが、今年は1つの鉢の花が多く咲いた。
今が満開だ。
同じく早春に黄色い花を咲かせるものにロウバイ(蠟梅)がある。
ロウバイと同様に、「黄梅」というから梅の仲間かと思ったが、梅の香りがない。
ロウバイの花は、確かに梅の香りがする。
オウバイは、香りからではなく、花の形が梅の花に似ているところから名付けられたようだ。
もう少しウイキペディアで調べてみることにした。
ウメは、バラ科サクラ属。
ロウバイは、クスノキ科ロウバイ属。
オウバイは、モクセイ科ソケイ属。
実は、それぞれ違うのだな。
中国名は、「迎春花」というそうだが、いかにも咲いたら春が来るという気がする、この花にふさわしいすてきな名前だと思う。
オウバイの花言葉をほかのところで調べてみると、
☆期待
☆控えめな美
☆恩恵
の3つがあると出ていた。
3つ目についてはよくわからないが、
★春が来るという期待
★小さく可愛らしく咲くという控えめな美しさ
が確かにある。
納得できる花言葉だ。
陽光を浴びて咲いているさまは、こちらの気持ちをほっとさせるものがある。
さすが、迎春花。
ひなたぼっこしながら、しばらくじっと見とれてしまったよ。