「JPCZ」なんて言葉を最近はよく聞くようになった。
以前は、寒気の吹き出しなんて言う言い方をしていたのに、今は、横文字かよ?
正式には、「日本海寒帯気団収束帯」というそうだ。
英語で書くと、〝Japan-sea Polar airmass Convergence Zone″略して「JPCZ」となるわけね。
高度約1 kmにおいて数日程度の間ほぼ同じ場所に停滞する長さが1000 kmに及ぶ風の収束帯(前線のように風がぶつかる場所)のことを、そう呼ぶのだそうだ。
そのJPCZにより、今季1番の寒気の影響で、雪が強まり、各地に大雪警報が出されている。
だけど、幸いなことに、当地では今朝の段階でも2cmくらいの積雪に過ぎなかった。
しかし、午後になってから、大雪警報が出された。
午後2時ころ歯医者に行ったのだが、細かい大量の雪が風に乗って吹きつけてきた。
治療を終えて帰る3時頃には、歩道の雪は5cmほど増えていた。
少し前に通った人の足跡も、すぐに降り積もる雪で見えなくなってしまいそうだった。
家の前を1時間前に通った私の足跡は、かろうじてわかるほどになっていた。
前方を見ると、降る雪で100m先もよく見えないほどだった。
久々の荒れた風景であった。
夜になって、外に出ていたら、雪の勢いは弱まっていたが、新たな積雪量は30cmくらいになっていた。
明日にかけて、平地も含めて警報級の大雪が続くという。
不要不急の外出を控え、予定の変更も検討するようにとテレビのニュース番組は呼びかけていた。
週末にかけても油断ができないとのことでもあった。
例年、2月の10日を過ぎれば、大雪が続く日はほとんどなくなる。
もう少しの辛抱だ。
なんとかやり過ごそう。