松本市内をブラブラ歩いた時、こんな所へも行きました。
重要文化財 『 旧開智学校 』
1873年(明治6年) 開校
校舎は新築された明治9年から昭和38年まで90年間使われ、
我国で最も古い小学校のひとつです。
和、洋の融合した「擬洋風建築」 の校舎で、文明開化を象徴する、
代表的な建物です。
建造に当たり、なんと驚くことに、巨額な工事費のおよそ7割が、
松本町全住民の寄付によるものだそうです。
学校とは思えないほどの美しい装飾などがあり、また、
昔の教科書なども展示してありました。(わたくし、何故か教科書には興味が
わかず、サラ~ッと流しました(^_^;) 思えば昔からそうでした )
『講堂』 です。天井近くのステンドグラスの窓、シャンデリア、
普通の窓も爽やかな色彩です。
床は和風で、網代編みの敷物が敷いてあります。
おそらく、ここに正座して先生のお話を聞いたのでしょうね。
あちこちの扉も装飾が施され、きれいでした。
扉には彫刻のある『桟唐戸(さんからど)』 もあります。
また、階段も学校とは思えないようなタイプのもありました。
教室の窓から、紅葉した木々が見えます。
当時の子供たちもこんな感じで勉強してたのでしょうか?
ま、私よりはずっと真剣に学んでいた事と思います。 (^_^;)
今、この隣には旧開智学校と似た建物の小学校があり、
名前も「開智小学校」 でした。(左奥が旧開智小学校です)
私の通った小学校(京都市内)は、少子化のあおりを受け児童が少なく
何校かが合併して、元の名前は無くなってしまいました。
ただ、今も同じ場所に同じ建物が少し残っているのが幸せです。
久々に訪れてみたくなりました。