きのう、8月16日は、「五山の送り火」 でした。
東山の大文字、午後6時半頃。 画面中央あたりに山肌が三角形に薄緑に
なっていてそこにうっすら「大」の字があるのが分かりますでしょうか?
午後8時、大文字、点火。
まず、「要」 の部分(大の字の三画すべてが交わるところ)に点火されました。
次第に「大」 の字は漆黒の夜空に赤く激しく燃え上がります。
なんとか上手く写真の撮れるところは…と、あちこち移動するのですが、
山に生えている木で隠れたり、沢山の人だったり…、
これも、木と木のほんの少しのすき間から。
京都市北区にある「船岡山」 から「五山の送り火」 を見たのですが、
この東山の「大文字」 の他に、「妙法」 「船形」 「左大文字」 も見えました。
↑ 柔らかな文字の「妙」 が見て頂けてますでしょうか?
↑ 「法」 の字は角ばっています。
「船形」 です。山らしきもので船底が隠れていますが、
波を打ち割って進む船に見えないとも…?
↓ 「左大文字」 です。船岡山からは、火床のひとつひとつが分かりました (^^♪
皆さん、五山の送り火を見つめ、「お精霊さん(おしょらいさん)」 が
無事にあの世に帰れるようにと手を合わせます。
次第に送り火は火の勢いを失い、ふと気付くと秋風が頬をかすめ、
行く夏に寂しさを感じ…、
と例年思うのですが、まあ~、今年の暑さはどうなんでしょう。
夏の終わりを惜しむなんて、まだまだ考えられません。
暑いです。
” 燃えて身を焼く大文字 ♪ ”
祇園小唄のこのフレーズも、ロマンチック且つ、セクシーなはずが、
ただただリアルに、この身も焦げそう、 暑い暑い… (>_<)