富山県高岡市にある曹洞宗の「高岡山 瑞龍寺・ずいりゅうじ」 を見てきました。
ここは加賀百万石二代目当主前田利長の菩提寺です。
参道の両側は、見事な芝生でふわふわと、とても気持ちいいです。
山門の左右の金剛力士像
山門の両側に回廊が伸び、境内のお堂を結んでいます。
瑞龍寺の伽藍は鎌倉時代に日本にもたらされた中国の寺院建築を
模したもので、総門、山門、仏殿、法堂(はっとう)、を一直線に配列し
左右に禅堂と大庫裏を置き、回廊で結ぶなど、
左右対称の整然とした伽藍構成です。
万治二年(1659)に建立されました。
「山上善右衛門嘉広」 の建築で総檜造り、屋根は鉛板で葺いてあります。
百寺巡礼で五木寛之は、この仏殿を音楽ホールの様だと言っているそうです。
一度読経の時、来て聴いてみたいです。
境内を歩いておられたここのお坊さんのお話がとても興味深かったです。
このお寺には、お坊さんはたったの3人だけだそうです。
北陸の有名な某禅寺から、いいお話をもらうこともあるそうですが、
しかし、この時あったお坊さんがおっしゃるには、
『ここは、前田利長公の菩提寺です。曹洞宗と利長公のどちらを取るかと
言われれば、当然利長公です。そうでないと本末転倒ですから。』
お寺の運営が苦労でも、取るべき道は変わらないと…、
北の大地のあのフォーク歌手みたいです (^_^;)
どちらも、国宝ですな~ \(^o^)/