kohは今日も元気です

思うようにブログアップが出来ませんが、俳句のこと、テレビ番組のこと等、日常をぼちぼち書いていきます。

桂離宮2~足元注意

2011-10-26 23:57:14 | アート・文化

Img_2767_2

 

桂離宮に入ると、飛び石、石畳が随分と多いことに

驚かされます。 

しかも、様々な形で。

例えば、「真・行・草」 に基づき作られたという飛石

だったりします。

 

 

また、池には土橋や石橋がいくつも掛かっています。

 

 

桂離宮は、池の周りに書院、茶室、お堂が配され、

その間を飛石、石畳、それと土橋や石橋が繋ぎ、

見る位置により変化する景色を愛でる事の出来る

回遊式庭園です。

 

40名位の参観者が、案内の方について移動していくため、

とにかく列から遅れないよう進まなくてはならないので、

移動中は、立ち止まって写真を撮るのは難しく、

その上、足元に注意を払っていないと、

飛石につまづいたり踏み外して危ないので、

辺りの景色を見るのに、キョロキョロもしにくいし、

ゆっくり見る余裕がなくて…

その辺が、心残りと言えば心残りです。

 

一度行っただけでは、桂離宮の良さを見尽くすことは

出来ないようです。  でも、

一度行っただけでとても素晴らしい所だと分かりました。

 

 

 

Img_2830_2

書院に続く飛石

 

Img_2813_2

形、色、大きさの違う石が巧みに組み合わされています。

ところが表面は平らになる様に並べてあります。

 

 

Img_2764

水はけを良くするために、石畳の両端が低くなっています。

 

 

Img_2852

池のそばの築山、そこへ続く石畳

 

 

 

Img_2851

この茅葺屋根の門の奥に、正面玄関にあたる、「御輿寄・おこしよせ」

があります。

 

 

Img_2777

白いシャツを着て石橋を渡っておられるのが案内の方。

とても解説がよくて、おかげ様で参観を倍楽しませて頂きました m(__)m

この橋、幅が狭くて渡るの、けっこう怖かったですよ (*_*;

 

 

Img_2792

 

 

Img_2806

こうしてみても、池にはまりそうな橋です。

 

その昔、親王や宮人もこの橋を渡り、時には

石畳や飛石に足を取られそうになりながら歩いた…、

 

そんな昔の人びとにいくらかの思いを馳せながら

歩いて行きました。

 

コメント