お召列車の印しをつけて梅小路蒸気機関車館に保存されている汽車もありました
ここでは、C581のようですが、その時その時で状態の良い汽車を用いたとのことです。
お召し列車はもちろん天皇、皇后、皇太后の乗られるものですが
三原則があるとか、
一、他の列車と並んで走ってはならない
二、追い抜かれてはならない
三、立体交差では上の線路を他の列車が走ってはならない
また、お召し列車の10分程前に先導列車が運行される場合があり
鉄道ファンはこの列車を「露払い列車」と呼ぶそうです。
また、担当する運転士は運転区間を管轄する車両基地内で
技術、勤務態度、人間性の優れた人が選ばれるそうです。
様々な事に細心の注意が払われているのが分かりました。
また、列車運行に関する経費は宮内庁の支払いなのだそうです
現在は、今の天皇陛下の意向やその他の事情から
専用列車を用いることは減っていて、定期列車、臨時列車の一部、
または航空機を使うことが多くなっているそうです
インターネットで見ていて気付いたのが
「サロンカーなにわ」という車両がよく使用されたこと
サロンカーなにわ
それから、
近鉄50000系(しまかぜ)
2014年、鉄道友の会からブルーリボン賞を受賞
2014年3月、式年遷宮を終えた後の参拝で
近鉄名古屋駅~山田線宇治山田駅間、お召し列車として運行し、
三種の神器の草薙剣と八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)が
動座したとのことです
JR以外の列車もお召し列車の役目を担うことがあるのですね
ちょっと気になるのを見つけたもので
2016年春、これら53両
蒸気機関車から新幹線まで、興味深いラインナップで登場です
待ち遠しいですね