伊吹山です
かなりズームしました
岐阜県との境に位置しますから、ここ草津市からは相当遠いです
なので、こうして見ることが出来るのは、稀なんです
前回見えたのも去年のいつだったか…?
忘れるくらい以前でしたよ(*^^)v
琵琶湖は周囲を山脈で囲まれています
琵琶湖の東は伊吹山地から鈴鹿山脈へと続きます
伊吹山(1337.3m)の南に関ヶ原がありここで一旦低くなります
こういった谷地形のせいか、冬には米原から関ヶ原にかけて
突発的に、大雪が降ることがありまして、俗にこれを「ゲリラ吹雪」
なんて呼んでます
あ、ここ琵琶湖検定に出ますよ!
知りませんけどね(^_^;)
でも、米原~関ヶ原この辺りは名神高速道路、東海道新幹線、東海道線と
交通の大動脈が走ってる所です
以前私も、名神の米原に近づくほどに見る見る雪が積もり、
にっちもさっちもいかず、米原のインターチェンジでUターンして帰った
怖い思い出があります
大渋滞にも巻き込まれました
大きなトラックがスリップしたらしく、どないかなってしまってたのも見ました
そして、その伊吹山地の南に鈴鹿山脈がど~んとあります
一方、琵琶湖の西は北から比良山地~比叡山と続きます
比良山からは、「比良八荒」と呼ぶ局地的な風が吹き降り、
大きな影響を及ぼしています
これを「比良八講あれじまい」と言います
比良八荒は天台宗の行事「比良八講」の頃に比良山から吹く風をいい、
日にちは3月26日で、本格的な春を告げる風とされています
比良八荒に限らず、湖西は風の強い時が多く、
その時はJR湖西線が運行中止になることが、よくあります
琵琶湖はこのようにそれぞれの山から、冬、風が吹き気温が下がり
湖水もうんと冷たくなります
寒いのは困りものだけれど、しかし、これがないと、
琵琶湖に棲む生物にとっては死活問題なのです
「琵琶湖の深呼吸」。。。。
冬になると、表層の水が冷たくなり、表層と深層は密度に差がなくなります
そのおかげで、湖水は上下によく混ざり、湖底の酸素濃度があがり
たくさん、酸素が供給されるのです
これが、琵琶湖の深呼吸なのです
今週は、ほんとに寒くなりました、強風もなかなか止みません
これが、琵琶湖の深呼吸を促してくれるといいのですけどね
そしたら、美味しい鮎、もろこ、しじみ、などが沢山いただけるんですから♪
しばし、寒さもこらえましょ(^^♪