kohは今日も元気です

思うようにブログアップが出来ませんが、俳句のこと、テレビ番組のこと等、日常をぼちぼち書いていきます。

麒麟来たりなば…⑮

2020-05-03 16:54:20 | 麒麟がくる

麒麟がくる

第十五回 道三、わが父に非ず



側室である深芳野が亡くなったことで道三は、頭を丸めた





斎藤利政から、道三になった訳ですが、

個人的にどうも、道三と言う名前のインパクトが強すぎて

利政の時代からずっと道三の名で通して来ました<m(__)m>


いよいよ、斎藤家のお家騒動が頂点に達しそうですね

道三は、嫡男の高政に、すんなりと家督を譲りました

えッ?

と思いました

でも、十兵衛の考えによると、


”誰より高政のことを知る道三が、家督を譲ったのは
よくよく考えた末のこと
わずかふた月み月で判断は下せぬ”


これは夜更けに道三の次男の孫四郎が人目を忍んで、

叔父明智光安の館にやって来た時のことで

高政の家督相続が不満で、結論、

高政に美濃を任せられない

守護代の役目から降ろしたい


降ろすのに、光安と十兵衛に一役買ってもらいたい

という孫四郎の申し出に、きっぱり断った時の言葉でした




孫四郎によると、帰蝶からの助言もあったとのこと

それでも即、断った十兵衛には、確固たる思いがあったのでしょうね

とにかく十兵衛は、あちこちから、

あれやこれやと、頼まれごとが多いですね~

信頼されているということでしょうか

例えば、こんなことがこの後も続いていたとすれば

それはそれは、十兵衛さん、ストレスたまりますよ

あんなことが起きたのも…

あ、これはまだまだ先のことでした



孫四郎もですが、帰蝶も心配しているのが

高政が、信長以外の織田家の面々と密談をしているので、

いずれ、信長と対立するに違いないという点である


夜更けのこの出来事は、早速高政が知ることになります

”壁に耳あり障子に目あり”

いよいよ十兵衛が、高政にも呼び出され、

孫四郎を焚きつけるようなことはするな、ということを、

帰蝶に伝えるようにと、言われました

こんな中、というのは、織田家の内紛、自分の息子の争いで

美濃がごたごたして来た中、

道三は最終的には、信長が生き残る

と、予想しているようです


*そして、
尾張清洲にて、
守護の斯波義統(しばよしむね)が、
守護代の織田彦五郎の家老の坂田大善によって暗殺

*清州城内で、
織田彦五郎が、信長の叔父織田信光に殺される

*更に、
美濃で
高政の仮病?を見舞いに行った弟の孫四郎と喜平治(道三の三男)を
高政が殺害した

尾張と美濃と、混乱の渦に巻き込まれ出したと、同時に

いよいよ、信長の評判が高くなっていった









息子を殺害されて、怒り狂った道三ですが、

側近数名を連れ、稲葉山城を出て、大桑城に向かった





さて、道三の企ては?


嫡男高政に対する怒りは最高潮に達しているのだと思うのですが

簡単に、家督を譲った心理が分かりません

果たして、十兵衛は、どちらに付くのか

難しい選択ですよね

人を、国を束ねるには、下剋上に限らず

こんな、究極の選択を強いられ、

ある時は間違え、ある時は棚ぼたほどの結果を得、

死ぬか生きるか

戦国時代を生きた人々は、

現代人とは違う物差しで物事を計っていた

2020年のこの状況、ちょっとスケールを変えてみなくては…


【ここから蛇足】デス

この時代の薬局、薬種問屋はまるで、展示室の様です
金屏風が置かれてあったりして、味わいあるお店ですね







駿河で、駒ちゃんが、「鴨子芹」という薬草を求め来たら
そこに、菊丸がいましたね、名前は春次と変えていました

お味噌はもう売らないのかな~

ところで、なぜか藤吉郎もいます

駒ちゃん、買い物に行こうとしたら、

門の前で待ち伏せしてたのが、藤吉郎で

駒ちゃんについて来てしまったんですね



信長の評判が上がっていると聞いて、

出世街道まっしぐらの若者がここにもひとり居ました

眼差しが変ってきた



さあ、信長さん、着々と天下布武へ加速して来ましたよ

ちょっとこわい

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