兄の宗時が討たれた
まさかこんなに早く亡くなられるとは
予想だにしておりませんでした
頼朝の腹立ちまぎれの言葉に従い
頼朝の本尊を取りに北条の館へ戻ろうと川辺に来た時
宗時についてきた家来が、倒れた
それに気付くや否や、宗時もキリの様なもので
喉元を一突き
あの刺客は伊東の家人でしたよね、確か
頼朝と八重の子の千鶴丸を殺したのもあの人でしたね
やはり伊東祐親の命でした
どれだけ残酷
義時は陣地で兄のこんな話を聞いていた
「平家も源氏もどうでもいい
坂東を俺たちだけのものにして坂東武者の世をつくり
北条がてっぺんに着くのだ
そのために頼朝の力を借りる
それまでは辛抱しようぜ」
これが兄の宗時と義時の最後の会話になった
驚きました
どちらかと言えば、のらりくらりと危険を回避し
らく~に暮らしてると思ったのに
初っ端、犠牲になり…
あの、頼朝の本尊を取りに戻るなんてことは
いつもなら
「おい、義時、取に行って来てくれ」
くらいは、いとも易く言っていただろうに
運命だったのでしょうかね…
いずれにしても、大庭と北条の戦は
大庭の兵三千 対 北条は兵三百
負けます
どれ程の作戦を練っても、勝ち目はない様だけど
昔の人々はとても信心深かったという
神様仏様を信じ挙兵したんですね…
戦には、得てしてスパイが存在しますね
これが怖い
裏切られたら、負けます
ふと思い出したのですが、以前大河ドラマ「真田丸」も
父と兄弟二人が真田の先頭に立ち戦う形でした
真田信繁の兄信幸役が、今回頼朝役の大泉洋さん
脚本家の三谷幸喜さんはお気に入りなんでしょうか?
それとお父さんは、なかなかの策士、ちゃっかりしてた
真田昌幸役は草刈正雄さんでしたね
また、脱線しました<m(__)m>
頼朝は、鎌倉で大庭を討とうと目論んでいますが~
今回、残虐な場面も多かったですね
まだ十七歳?の義時にはショックだったようですね
自ら、山木と一緒に堤も討とうといっていましたが
いざ、目の前にその敵がいるという事が
義時の心を震わせました
目は泳ぎ太刀を持つ手は震え
とても相手にとどめを刺すなんて
見かねた父が、堤の首を切り落としましたね
「これで終わりじゃねえんだよ」
年若い息子に優しく声をかけました
義時も父の声に、少し我を取り戻した様でした
義時にとって、初陣だったのでしょうか
リアルな体験が、義時を成長させたようです
今、冬季五輪
ほんとに若い選手が大活躍ですね
すごい!
経験は浅くてもこれだけの結果を残す選手もある
いいオリンピックを見せてもらってます♪
宗時は13分の1と思っていましたが
いったい誰が13人に納まるんでしょうか