路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

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【ロシア】:対欧米の核戦争に現実味 モスクワでいま注目の博物館とは

2024-12-29 06:30:30 | 【ロシア・北方領土・シベリア開発・サハリン石油天然ガス・ウクライナ侵攻犯罪】

【ロシア】:対欧米の核戦争に現実味 モスクワでいま注目の博物館とは

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【ロシア】:対欧米の核戦争に現実味 モスクワでいま注目の博物館とは

 ロシアのプーチン政権はウクライナを巡って欧米との対立を深め、核兵器による脅しを繰り返している。核戦争の恐怖が今まで以上に現実味を帯びる中、モスクワのとある博物館への来場者が増えているという。現地を訪ねた。

ロシアの冷戦博物館「ブンケル42」の入り口。ソ連時代、地下施設には軍の長距離航空部隊の臨時司令部が置かれ、地上の建物は表向き「軍事図書館」とされていた=モスクワで2024年12月17日、山衛守剛撮影

 その外観は目立たない低層の建物だ。だが、灰色の分厚い扉を開くと、らせん階段が地下18階まで延々と続いていた。最下部まで下りると、茶色い壁の細い通路がずっと先まで続いている。 

 ここは地下65メートルにある民営の冷戦博物館「ブンケル42」だ。ソ連時代にスターリンの指示で建造された核攻撃にも耐えうる地下施設で、かつては軍の長距離航空部隊の臨時司令部が置かれていた。1956年から運用が開始され、この場所から、核兵器を搭載した戦略爆撃機への指令も出されていたという。

<picture><source srcset="https://cdn.mainichi.jp/vol1/2024/12/26/20241226k0000m030192000p/9.webp?1" type="image/webp" />ロシアの冷戦博物館「ブンケル42」で、ソ連時代に軍の長距離航空部隊の臨時司令部があった部屋。通信機器などが並んでいる=モスクワで2024年12月17日、山衛守剛撮影</picture>ロシアの冷戦博物館「ブンケル42」で、ソ連時代に軍の長距離航空部隊の臨時司令部があった部屋。通信機器などが並んでいる=モスクワで2024年12月17日、山衛守剛撮影

 86年に施設は閉鎖。2006年から博物館に生まれ変わった。現在は毎日7~8組のガイド付きツアーを実施し、人が集まらない回はほとんどないという。

 臨時司令部のあった部屋では、核攻撃の「模擬体験」も行われている。「核のボタン」を押すと、爆風があらゆる建物を吹き飛ばす映像がスクリーンに映し出される。

 来場者の30代女性は「怖くて鳥肌が立った。何が許されないかを理解するためにも、ここに来るべきだ」と語った。【モスクワ山衛守剛】

 元稿:毎日新聞社 主要ニュース 国際 【欧州・ロシア・ロシアの首都モスクワ中心部の地下65メートルに民営の冷戦博物館「ブンケル42」がある】  2024年12月29日  06:30:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。


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