五月に入りました。今日は「八十八夜」です。
茶摘み
夏も近づく八十八夜
野にも山にも若葉が茂る
あれに見えるは
茶摘じゃないか
茜襷に菅の笠
日和つづきの今日此の頃を、
心のどかに摘みつつ歌ふ
摘めよ 摘め摘め
摘まねばならぬ
摘まにや日本の茶にならぬ
♪ ♪ ♪ ♪ ♪
小学生の頃、この歌を歌いながら友達と「せっせーの よいよいよい」と言って手遊びをしたものです。
「茶摘み」の歌は、文部省唱歌3年生の音楽の本に載っていましたが、今はどうか分かりません。
作詞作曲とも不詳で、明治45年尋常小学校3年用として採用されて、2007年に日本の歌百選に選ばれています。
明治45年は、亡くなった母の生まれた年で、随分古くから歌われてきたものだと感慨無量です。
「八十八夜の別れ霜」とよく言われますが、この日をもってもう寒い日もお終いとのことでしょうが、
今日の寒いこと、起き抜けにはストーブを点けていました。
カーディガンを羽織って今タイピングをしていますが、さすがに、ストーブは消しました。
朝から降っていた雨が、ときどきやむようになってきました。
小庭にスズランの花が咲いています。
小さくて可愛い花ですが、根には毒があるそうです。
22年前に最後の勤務先のお母さんから貰った花が、初夏になると、毎年白い優しい花を咲かせてくれています。