カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

銀杏並木に彩られる街

2017年11月22日 | ☆ ふるさと・大和

 

美しい天理の公孫樹街道 

私の町の高校への歩道に銀杏な木が植栽されて、この間から黄色く色づいて、綺麗だなぁと思いながら

車を走らせていましたが、この寒さで葉を落とした木が目立って、冬へまっしぐらといった風景に変わってしまいました。

雨の降る前に、綺麗な銀杏並木を、見ておきたいと、思い立ってすぐ天理市へ行ってきました。 

 

天理市は建物も街路樹も、道路も手入れが行き届いていて気持ちよく、カメラを持って歩くことができました。

 

 

落葉もありますが、まだまだ銀杏の黄葉並木が、どこまでも続いていい並木道、散歩道です。

黄色いトンネルはまだまだ続きそうです。

 

 

 

 

この辺りは、黄色いカーペットが敷かれています。 

 

 

 

 

幾筋かの通りを歩きましたが、銀杏の梢の葉が透けてしまっているところもあります。

黄色いトンネル道路を、見つけ乍ら歩くのも寒さに負けない体力づくりのような気がしました。

 

      

クリックして大きい画像でご覧ください。

南京櫨の紅葉した葉と白い実です。

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栄山寺の秋 ④ 音無川

2017年11月20日 | 我が町

 

 

 

 

「栄山寺の秋」とタイトルを付けて、紅葉の栄山寺をアップし始めた頃は、立冬とはいえ、秋の名残が

寺域にいっぱいでした。

それがなんと、ここ2~3日はすっかり冬の寒さになってしまいました。

奥吉野は雲の中ですが、あの雲が消えたら、ひょっとしたら冠雪の奥吉野の山並みが見られるかもしれません。

栄山寺も今日でお終いにします。

お寺を出て、音無川(吉野川)に沿って少し歩いてみました。

山門は締め切ったままです。

 

  

こんなカーブが川に沿って続いています。

 

 

音無川に架かる赤い橋と、流れを感じさせない深い淵のような川面の色は、

多分栄山寺創建当時もこんな状態だったのでしょう。 

 

 

対岸は、落葉樹がなくて、深い緑の木々が茂っていて、栄山寺側の紅葉と

対比してどちらも綺麗です。

この岩から岩へと泳いだのは、中学生の頃でした。

学校にプールが無くて、夏休みの水泳部の合宿練習は、ここでしたのも、遠い遠い思い出です。

 

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栄山寺の紅葉 ③

2017年11月19日 | 我が町

 

 

 

 

栄山寺本堂の薬師堂です。

いつもは外からのお詣りですが、「すべて開帳していますので、本堂に上がってお詣りください。」

そう受付事務所で言ってくださったので、手すりのない石段を、這うように手をついて登りました。

数段もない自然石の石段ですが、もし転んで怪我でもしたら…そんな不安で、すごく慎重になってしまいます。

お薬師さんが見守ってくださるのだと、薬師如来坐像に手を合わせました。

ご本尊のお薬師さんは、重要文化財です。木造漆箔で1431年作の寄木造りで、どっしりとなさって掌に薬壺を

持っていらっしゃいます。

同じく重要文化財で、ご本尊の両側を守護するように、十二神将が厳かな形相で建っていらっしゃいました。

室町時代に造立されたと、台座裏に記されているようです。

何度も栄山寺を訪れていますが、本堂の仏様にお会いできたのは初めてでした。

  

 

 

本堂前の重要文化財の石灯籠です。

 

弘安7年(1284年)の銘があります。

総高243cmで、創建当初の姿をよく残している貴重な石灯籠だそうです。

この形を「栄山寺形」といわれています。

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栄山寺の秋 ②

2017年11月18日 | 我が町

 

 

藤原仲麻呂が、父母追善供養のために、天平宝字年間に建立したという、日本建築史上の重要な位置を占める八角円堂です。

今秋の秘仏開帳の時期で、内陣に入ってお詣りすることができました。

内陣装飾仏画、天井がなどの剥がれは激しく跡をとどめるのを、観ていると、壁画が残っています。

これは、天平時代を代表する唯一のものだそうです。

 

 

内部はすべて撮影禁止でしたので、ゆっくり鑑賞した後、外に出て軒下部分の撮影をしました。

 

 

法隆寺の夢殿と同じ造りの外形は、静かな環境で、天平の昔を偲ぶことができます。

  

 

 

  

基壇の上から八角円堂の周りから眺められる境内の紅葉が綺麗でした。

 

山門はいつも閉じられていますので、中から外を写しました。

後で外に出て音無川の上の歩道から、撮ることにしました。

 

 

あまり広くない境内ですが、もみじが境内の彩としてゆく秋を惜しんでいるような気がしました。

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栄山寺の紅葉 ①

2017年11月17日 | 我が町

  

 

学晶山 栄山寺は史跡に指定されている、真言宗 豊山派の寺院で、梵鐘と八角円堂の国宝をはじめ、

多くの重要文化財を有する、我が町の誇る寺院です。

 

歴史的に重要な梵鐘を収納しているにしては、何か重みがない鐘楼と尋ねてくる人の呟きです。

 

 

国宝梵鐘は、青銅製で、高さ157,4㎝口径89cmです。

 

 

  

4面に菅原道真の撰、小野道風の書と伝えられる銘文があります。

京都神護寺、宇治平等院の鐘と共に、平安三絶の鐘とされています。 

 

 

境内の紅葉は、早く落ちたのもあり根元を赤く覆っているところもありました。 

 

 

でも種類によるのでしょう。境内を歩むにつれて、美しい色付きを見せてくれます。

 

  

 

 

七重の石塔婆(重要文化財)

方形の台石の上にたち、奈良時代の建立で我が国の最も古い石造塔の一つだそうです。

 

 

至る所に無造作の植えられたような紅葉が、トンネルをなしています。

 

 

大日堂前の紅葉

 

 

朝日が透けて紅葉の枝の重なりの中で、名前の知らない小鳥が、多く飛び交っていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

紅葉に惹かれるのは、同じ紅葉ではなくて、様々な色合いを楽しませてくれるからです。

明日に続きます。

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