短くて激しい夕立の後、家から眺める周りの山々の裾を巻く雲が、
見ている間に形を変えるのが面白くて、ただ面白くて、夕方の家事をしながら、
目的もなく撮っていました。
今迄は、南や東の山でしたが、これは北の方角の金剛山です。
金剛山では雲の帯はなくて、ここにだけ白く固まっているだけで、あまり面白くはありません。
雲の帯を作っているのは、太平洋岸からはるか遠く、湿り気の多い大気が風に乗って運ばれてきて雨を降らし、そのお土産の残り物が、この白い帯なのでしょう。
と、私が思うだけなのかもしれませんが、夕暮れのひと時を楽しませてくれた山と雲の帯でした。
夕立の後、楽しませてもらうことが出来ました。