最終日10月10日、
30分ほど車を走らせ八甲田ロープウエー乗り場駐車場へ。
101人乗りのゴンドラで10分ほどで山頂駅へ。
昨日山頂に立てなかった岩木山が目の前に。
霧氷が見れてラッキーと喜びました。 この辺りはゴードラインと呼ばれ
ひょうたん型に回れば、所要時間1時間
アオモリトドマツでしょうか? 赤倉岳目指して上り始めると
天気が変わり、風と雪が吹き付けるようになる。
1548m赤倉岳
雪の下にガンコウランが耐えてました。
井戸岳を過ぎると尾根に出て、昨日も強風を体験し、
またまた続けての過酷な気象に遭遇。
体を持っていかれそうになり、時間にして30分ほどだったかもしれませんが
八甲田山雪中行軍の情景が、思い浮かびました。
やっと大岳の避難小屋が見えた時は、力が抜けるようでした。
花のある時期の登山しか経験がないので、無事たどり着けて良かった。
避難小屋は、悪天候をやり過ごそうとする人で、ラッシュ状態。
昼食をとり、ほとんどの人が、八甲田連峰の最高峰、
大岳(1585m)への登頂をあきらめたようです。
避難小屋からは25分ぐらいで上がれるようでしたが。
我々も上毛無岱から下毛無岱を経て、酸が湯を目指して
12時半ごろ出発する。
雨の中、滑りやすい木道を、慎重に進む。
少しはゆとりが出てきて、色づいた木々や、池塘を見ることができました。
7~8月ごろは高山植物が咲き誇って、さぞかし美しいでしょう。
チングルマの残り花が目につきました。
避難小屋から2時間半ほどで、酸が湯到着。 他のグループです。
パンフレットの注意書きに、
「八甲田連峰には、雄大な自然が多く残されていると同時に
危険な要素もたくさんあり、我々には想像できない災害が起こりうることも・・」
簡単に登れると思っても、夏山ならともかく、
気象の変化の激しいこの季節、万全の注意を、
払わなければいけないということを、身をもって感じました。
連休中、前線が下がらなかったので、太陽の顔を、なかなか見ることができませんでしたが、
次回は弘前城の石垣の修復が終わって(平成35年)、花見に来たいねと、
一同うなずきました。
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