覗を過ぎると、石ころは姿を消すので急坂でもいくらか歩きやすくなり、その昔弘法大師空海が掘り当てたと云う井戸、“弘法の井戸”の脇を上がると-冷たい水が現在も満々と湛えられていました-、一気に道は平坦になります。
その右手の草むらに残されている石垣は(上段写真)、かつて四軒の茶屋があった“立場(たてば)”の跡。
力餅や、わらび餅が名物だったそうで、ここに人が確かに存在していた在りし日に、思いを馳せ . . . 本文を読む
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- 嵐悳江(あらし とくえ)──手猿樂師にして、傳統藝能創造家にして、鐵道愛好家にして、古道探訪者にして、文筆家氣取り。
雅号は「李圜(りかん)」。
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