薄ぼんやりと浮かぶそれが何なのか、
わたしにはわかっていた。
それでもわたしは近付いて行く。
すさまじい力だ。
わたしにはどうにもならない。
断ち切ることは、
出来ないらしい。
いや、
出来なくともよい。
どうやらわたしは、
おまえの魔力ゆえに、
生きているらしいからな。
これからもわたしは、
おまえを追い続けることだろう。
止まりはしない。
. . . 本文を読む
goo blog お知らせ
プロフィール
-
- 自己紹介
- 嵐悳江(あらし とくえ)──手猿樂師にして、傳統藝能創造家にして、鐵道愛好家にして、古道探訪者にして、文筆家氣取り。
雅号は「李圜(りかん)」。
カテゴリー
最新コメント
- GS/ニッポン徘徊──旧下大崎村点景。
- Stargate/帝国の関門、のちに海の玄関、そして永遠。
- ししまる/いまさらあってもしょうがない。
- ししまる/おなじあなのむじな。
- ししまる/かがみにはうつらない。
- ししまる/ごえんとはそういうもの。
- 紫陽花/よくみねぇ。
- 紫陽花/ささやき。
- ししまる/さりながら、さりながら。
- ししまる/あきぬあじわひ。