新宿の末廣亭へ、雷門助六と日にち限定で出演の桂文我の落語を聴きに行く。
「代わる代わる色々な顔をお見せゐたしまして、さぞお力落としもございませうが……」
と先代譲りの前置きから始まった助六師の今日の噺は、「相撲風景」。
細やかな表情や身振りのとても上手ひ噺家だと、つくづく思ふ。
上方落語らしく見台と膝隠しを前に文我師が口演したのは、土葬されてから生まれた赤ん坊のために母親の霊が六日間飴 . . . 本文を読む
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- 嵐悳江(あらし とくえ)──手猿樂師にして、傳統藝能創造家にして、鐵道愛好家にして、古道探訪者にして、文筆家氣取り。
雅号は「李圜(りかん)」。
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