宿場名にもなっている石薬師寺は、坂の左沿いにある古刹です。
今は昔、平家追討のため西下した“蒲冠者”源範頼が戦勝祈願にこの寺を訪れた際、鞭にしていた桜の枝を地面へ逆さまに刺したところ、月日が経つうちに根が生え、見事な花を咲かせるようになった──
それが、寺から百メートル程離れた場所にある「蒲桜」で、またの名を「逆桜」(上段写真)。
ヤマザクラの変種だそうで、地面から細い幹がいくつも分かれて伸 . . . 本文を読む
goo blog お知らせ
プロフィール
-
- 自己紹介
- 嵐悳江(あらし とくえ)──手猿樂師にして、傳統藝能創造家にして、鐵道愛好家にして、古道探訪者にして、文筆家氣取り。
雅号は「李圜(りかん)」。
最新記事
カテゴリー
最新コメント
- GS/ニッポン徘徊──旧下大崎村点景。
- Stargate/帝国の関門、のちに海の玄関、そして永遠。
- ししまる/いまさらあってもしょうがない。
- ししまる/おなじあなのむじな。
- ししまる/かがみにはうつらない。
- ししまる/ごえんとはそういうもの。
- 紫陽花/よくみねぇ。
- 紫陽花/ささやき。
- ししまる/さりながら、さりながら。
- ししまる/あきぬあじわひ。