迦陵頻伽──ことだまのこゑ

手猿樂師•嵐悳江が見た浮世を気ままに語る。

ニッポン徘徊─東海道11 七里の渡し→宮(熱田)の渡し場

2017-11-19 08:19:38 | 旧東海道
七里の渡しは、鎌倉時代には既に「古渡(ふるわたり)」と呼ばれて存在しており、慶長六年(1601年)に徳川家康が宿駅制度を定めたとき、唯一の海路として東海道の正式ルートになりました。 しかし、湾に注ぐ揖斐川、長良川、木曽川からの流砂などのため水深が浅く、干潮時には沖合いを通るため十里の航程となり、また時代が下るにつれて沿岸が埋め立てられたので、ルートは一定していなかったようです。 現代の地図に当 . . . 本文を読む
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