横浜にぎわい座の「上方落語 戦後復活落語会」にて、楽しみにしてゐた「軽業」を聴く。
先代の桂文我がNHKの公開録音の会場におゐて酩酊状態で口演した、ある意味有名な音源、また同じく先代の桂小南が東京風へと見事にアレンジしたものと、いずれも録音でしか聴ひたことがない噺で、肝心の軽業の場面をどうやってゐるのか─なにしろ音源では下座の演奏とお客の笑ひ声しか聞こえないのだ─、ぜひそれを見たかったのである。 . . . 本文を読む
水口宿まで歩いた旧東海道、さらにその先を歩いてみることにします。
三筋の道が合流した先で本陣跡を左手に見て過ぎ、緩やかな坂をのぼって県道549号線を渡り、案内標識がそれと伝える東見附の跡を過ぎると、かつての松並木、現在は新旧の家屋が混在するなかを進んで行きます(上段写真)。
水口宿を出発して約四十分、水口町今郷に入ったところで、右手に今在家一里塚が。
これは明治時代に取り壊されたのち . . . 本文を読む