久しぶりに、前進座の五月国立劇場公演を観に出掛ける。
国立劇場の中に入ること自体、十年ぶりくらゐになるだらうか。
この劇場で伝統芸能の基礎を学んでゐた当時は何でもない、どころか、見飽きたくらゐだったロビーの光景が、思わず笑みがこぼれたくらゐに懐かしく映る。
間違ひなく、ここは私の“母校”である。
が、この母校もあとしばらくすれば、改築工事で取り壊されるらしい……。
さて、今年の . . . 本文を読む
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- 嵐悳江(あらし とくえ)──手猿樂師にして、傳統藝能創造家にして、鐵道愛好家にして、古道探訪者にして、文筆家氣取り。
雅号は「李圜(りかん)」。
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